存在感を増すYouTuber

YouTubeというサービスが誕生して12年が経ちました。今では、最も人気なウェブサービスの1つとなっています。ある調査では、インターネットに月1回以上アクセスする人の中で77%もの人がYouTubeを利用したことがある、という調査結果が出ています。私自身、様々な動画をYouTubeで楽しんでいます。
最近は人気YouTuberの動画をよく観ています。自らの特技を生かしたり、面白い取り組みやチャレンジを動画にして、それを観てもらうことを生業とする方々です。最近では、行き過ぎた行動や、乱れた私生活が露見したりと何かと炎上しているYouTuberですが、今回はYouTuberについていろいろ調査してみました。

●YouTuberとは
 Wikipediaによると、「主にYouTube上で独自に制作した動画を継続的に公開する人物や集団を指す名称」。動画の出演、編集等全てを1人で行うYouTuberもいれば、予め複数人で始めて、担当を割り振って効率的に動画を配信しているYouTuberもいます。動画の内容としては、ゲームのプレイ動画であったり、「~してみた」というような動画タイトルで、少し勇気がいる、実験的な行動動画が多く見られます。

●世の中にはたくさんのYouTuberがいる
 世界中のYouTuberのチャンネル登録者数(チャンネル登録とはお気に入り登録のようなもの)や再生回数を見ることができるWizTracker(http://wiztracker.net/en/channels)で確認してみると、日本だけでもチャンネル登録者数が5,000人以上のYouTuberは3.9万人いるそうです。日本タレント名鑑のデータベース登録者が25,000名(https://www.talemecasting.com/faq.html)であることを考えると、人数も多いといえるのではないでしょうか。また、全世界では79万人のYouTuberが存在していることを、このサイトから確認することができます。
 ソニー生命保険が今年の4月に発表した調査結果(https://response.jp/article/2017/04/26/293982.html)によると、男子中学生が将来なりたい職業の3位にYouTuberがランクインしています。将来の職業の1つの選択肢として選ばれるほど、存在感を増してきています。

●YouTuberのマネタイズ方法
 基本的にはやはり広告収入となるようです。“1再生あたり0.1円”として計算するのが、動画再生数からのおおざっぱな収入を知るには良い指標となるようです。
 あるYouTuberがどの程度収益を上げているかをより詳細に知りたい場合は、SocialBlade(https://socialblade.com/)を利用すると良いでしょう。こちらは、YouTuberごとに統計情報を分析し、動画の再生回数等から予想される収益を表示してくれるサービスです。試しに日本で有名なYouTuberのHIKAKINを調べてみると、予想平均月収は28,000ドルから450,000ドルの間と表示されました。日本円に換算すると、最低予想額でも300万円となります。
 チャンネル登録者数が10万人程度のYouTuberも調べてみましたが、月収は30万から400万と出ていました。日本で10万人以上のチャンネル登録者数を持つYouTuberは約1.2%ほどですので、YouTuberとして安定した収入を得るには結構大変な印象です。
 しかし、YouTuberの収入源は動画による広告収入だけではなく、他にも企業と直接コラボして商品紹介をしたり、アフィリエイトを利用したりしています。安定した収益を上げられるように努力しているようです。

●最後に
 私自身YouTuberの収入について日ごろから気になっていたのですが、実際に調べてみると、想像以上に動画による広告収入を得ているな、という印象でした。しかし、しっかりと収益を上げているYouTuberはほぼ毎日新しい動画を作成しており、動画のネタを探すのも大変なのではないかと思います。また動画は閲覧されないと当然収益にならないため、内容は当然のこと、動画の長さまでも気配りし、見てもらいやすいように工夫しているYouTuberもいます。

今では様々な内容の動画がいろいろなYouTuberから配信されているので、皆様も一度YouTuberの動画をご覧になられてはいかがでしょうか。

(MyKomonプロジェクトより抜粋しております。これらの情報を実際の意思決定等に利用される場合は、利用者ご自身の判断でお願いいたします)