株式会社ザイタック 代表取締役 小森健市様
業種 介護サービス業
・なぜ先行経営をしようと思いましたか?
SMCで行われていた将軍の日(5ヶ年経営計画)に弊社の社長(現会長)理事長が参加し、作成した計画に対しての行動を毎月チェックする先行経営を受けることになりました。それで、当時ゼネラルマネージャーとして会社全体の管理業務を行っていた私も将軍の日や先行経営に参加するようになりました。その時は、業績が良いのに何でそんな会に参加しなければいけないのか?という思いでした。私自身、組織もその仕組作りもうまくいっていると思っていたし、何よりも新規出店を考えていた時で、何のため?と思っていました。業績が良くても悪くても、曽根先生に罵倒?され、その上、会長、理事長も乗っかり、その頃の先行経営は嫌で嫌で仕方がありませんでした。しかしその反面、当時の社長や理事長に、会社に対しての自分の考えや方向性の話をするいい機会でもありました。
・先行経営をしていかがでしたか?
先行経営をして良かったのは、”数字は嘘をつかない“という事でした。売上が上がらない理由や利益が少ないのは組織に問題があるのでは?とか必要以上に経費を使っていないか?等 毎月チェックが入ります。月毎に、その理由を聞かれてちゃんと答えられなかったり、出された宿題をきちんとやってなかったりすると叱られる。経営陣(私一人が矢面で)が叱られることなどは、殆どありません。
先行経営では、本気で叱られ、本気で考えて行動しなければ成果が出ないことを学びました。先行経営を続けてきたことが経営責任者として私自身の経営力の自信にもつながりました。
・もし先行経営をしていなかったら?
もし、先行経営を導入していなかったら、数字で物を言うという考えは育っていないと思います。数字を見ることで何が原因なのか?どこが悪いのか?が解れば手が打てます。先行経営をやっていない会社はどのように、意思決定をしているのか?逆に聞きたいぐらいです。航海図を持たずに海に出てその日暮らしをしているような会社があること自体が、今の私には理解ができません。また、先行経営を導入していなかったら、社員を大切にする文化や次世代に繋ぐことも考えていなかったと思います。なにより第三者である私が代表取締役をやっていないと思います。


株式会社コミュニティタクシー 代表取締役 林戸達美様
業種 一般乗用旅客自動車運送業
・なぜ先行経営をしようと思いましたか?
創業者である岩村会長がすでに先行経営を始めていました。彼の「これがあったから、コミタクは今まで続けてこられた」という言葉になんの疑いもなく続けました。社長を引き継いで当初は、業界を取り巻く環境が激変していく中、浮き沈みの激しい業績を前に、突きつけられる数字に苦しい思いばかりでした。しかし、先行経営で経営目標の達成のためには、数値的な状況の把握はもちろんのこと、修正対応をいかに迅速に行うかということの大切さを学ぶことができ継続しています。
・先行経営をしていかがでしたか?
弊社は、タクシー、バス、便利屋ホームサービスと3つに事業部に別れており、さらにバス事業部は、乗合、貸切、特定という部門があります。各事業部、各部門別の数値管理とその把握、人材の育成や組織編成などけっこう大変です。あるべき自分の姿の設定と、自分がいる場所の現状分析がしっかりできていないといけないわけですが、ある部門の月次データが目標を達成できていない時に、間違った原因を見つけたり、その解決策自体を誤ったりすることを避けるためには、その問題を客観視してそれを上から眺めるような俯瞰的な視点を持つことが必要です。それがあるからこそ、自分で決めた取り組みのどこに問題があって、どのようによい結果に導いていくのか、それをしっかり確認し適切に対応できるようになりとても安心なわけです。
・もし先行経営をしていなかったら?
コミタクは、たぶん「廃業」していたと思います。先行経営がなかったら、会社の将来を夢の中に埋もれさせて、的確な打つ手を見出だせないままただ漫然とした経営に陥っていたかもしれません。時には厳しい現実を目の前に突きつけられて「苦しくて辛い」時にも、それでもそれだからこそ課題の克服のため毎月先行経営に臨むのです。