平素は、私どもSMCグループの活動にご協力賜りまして誠にありがとうございます。
今月は「組織」について考えてみたいと思います。
箱根駅伝3連覇した青山学院大学の駅伝部原監督は、チームを作るためのステップには4つのステージがあると言われています。その原監督の言葉を、駅伝部から企業組織に置き換えて、私なりの解釈で4つのステージを考えてみました。

組織をつくる4つのステージ
ステージ1 命令型
経営者の命令で全社員が動く組織。
ステージ2 指示型
経営者が幹部に指示を出して社員を動かす組織。
ステージ3 投げかけ型
経営者が幹部に方向性だけを伝え、幹部と他の社員が一緒になって考えながら動く組織。
ステージ4 サポーター型
組織作りの最終段階は経営者が社員に対してサポーター役となる組織。


ステージ1 命令型
進むべき方向性やルールを徹底的に守らせます。社員が自ら考えなくなりますが、組織の土台作りの時期にはこの方が適しています。
ステージ2 指示型
権限を与えられた幹部は自覚が生まれ成長しますが、他の社員は積極的には考えようとはしません。
ステージ3 投げかけ型
ステージ1,2を飛ばして、いきなりステージ3から組織づくりをしてしまうと社員が自主性と自由をはき違えた組織になるため注意が必要です。
ステージ4 サポーター型
経営者は組織を俯瞰して、問題が起こらなければ全面的に幹部や社員に任せ、問題解決が出来ないような事象に対してのみサポートをします。

決して、ステージ1や2がレベルが低くてステージ3や4が高いというわけではなく、ステージ1も2も、どの組織も通らなければならないステージです。このステージは1から4へ順番に成長させていく必要があります。
自分の会社がどのステージにあるのかをじっくり考えてみてください。
なお、私は個人的にはステージ0があると思っています。ステージ0寄せ集め型です。経営者を含めて社員も役員報酬や給料をとるためだけに集まっている組織です。組織に方向性(経営目標や経営計画)もなく、ルールも適当という組織が、ステージ0寄せ集め型です。これは組織というより単なる同好会的な集まりです。中小企業の半分以上はステージ0です。このステージ0の企業は、早く経営目標を設定してステージ1から4へ成長していきましょう。