株式会社マルショウシステム 代表取締役 筒井祥宏様 消防・防災設備、設計、施工、点検
・なぜ先行経営をしようと思いましたか?
先行経営開始時は私を含め社員4人で仕事を行っておりました。20代、30代の社員が相次いで結婚、出産、住宅購入という大変喜ばしい事柄の一方、漠然とした不安にかられ、今までの成り行き経営ではダメだという思いに至りました。

・先行経営をしていかがでしたか?
先行経営を始めてから最初に着手したのは、売上計画の見直しです。各業務における売上、利益の配分を分析し、どの業務でどれくらい売り上げているのか又、利益を生み出しているのかを集計し、客観的に自社を見る事が出来るようになりました。

先行経営を始めて約半年が経った頃、思いもかけない事が起こりました。なんと2名の社員が立て続けに退職を申し出てきたのです。内1名は、勤続10年を超える右腕社員でした。「何が悪かったのだろう?」と自問自答しましたが社員はハッキリ言いません。考えてみれば、その頃の弊社は忙しい忙しいの毎日で、休日出勤や残業も多い状態でした。にも拘わらず、今以上に売上げを上げようとする私の姿勢が間違っていたのだと思います。

何とも言えない脱力感に苛まれ、一度は先行経営を辞めようと申し出た事がありましたが、その時担当の浅田さんは懸命に、「このまま終わってはいけない」と私を正して下さいました。会計事務所が行う先行経営とは、「ひたすら数字を追いかけていくもの」だという思いがありましたが、この後からは、売上よりも人材の採用や教育をはじめ、作業予定の立て方など会社の内面を整えていく作業へと移って行きました。

紆余曲折ありましたが、平成28年に2名、平成29年には1名の採用ができ、資格の取得を経て少しずつ仕事が任せられる体制へと変わってゆき、半期決算で既に年間の利益目標を達成できるまでになりました。そして今年は更に、もう1名の採用を考えております。

・もし先行経営をしていなかったら?
今思えば、2名の社員が辞めたのも、会社にとっては大きな一歩だったのではないか、起こるべくして起きた事なのではないか、そしてあの時、先行経営を辞めずに続けた事が今の結果につながったという事を確信しております。先行経営を受けていなかったら、攻めの採用をする決断もできず「辞められ恐怖症」に脅えながら日々を過ごしていたと思います。現状を打開したいと考えている経営者の方には是非お勧め致します。

有難う御座いました。