半年前の売上がまだ入金されていない?
売上と入金を管理する帳簿、売掛管理表の付け方

請求をしなければならない取引先が一目でわかる売掛管理表


売り上げただけではお金は入ってきません。入金されて初めて会社のキャッシュとなります。
ところがこの当たり前のことが出来ていない会社が少なくありません。
これを回避することが出来るのが、売上と入金の管理をする帳簿、すなわち売掛管理表なのです。
取引先が30件を超えたあたりから、「あれ?あの会社から入金されていたっけ?」という状態が増えてきます。
更に「ネット販売で後払い」という取引だと、管理しきれなくなっている会社が実際にありました。
売掛管理表をきちんとつけている会社は、先月末で入金されていない取引先、今月入金された取引先、今月売上があった取引先、そして未入金を合わせた請求をしなければならない取引先が、一覧で分かるようになっています。
早速、この売掛管理表のポイントを見ていきましょう。

1 前月の売掛残高


上記山田商店は、前月に123,000円の売掛残高があります。今月はこの売掛金を集金することが、会社の重要な役割です。
当月に入金がなされなければ、きちんと連絡をして入金してもらうことです。これがポイント!

2 当月の入金状況


入金は現金だけでなく、口座に振り込まれたり、「売上値引き」「手形入金」「小切手入金」「支払と相殺」と様々。
例えば山田商店は振込手数料を差し引かれて入金されていますので、その処理も必要です。
これを売掛管理表に記載することです。
そして鈴木工務店のように、請求金額より少ない金額しか入金されなかった場合は、きちんとその取引先に連絡することです。もちろん多すぎたときも然り。請求金額と違う入金であれば確認をする、これも重要なポイントです!

3 当月の売上


売上げたら請求する、請求したら入金を確認する。これが会社の取引です。
したがって、当月の売上をきちんと請求すること。
請求金額が間違っていたら信用に関わりますので、当月の売上金額を確認する、これが当月売上のポイントです。

4 当月の売掛残高


おそらく一番大切なポイントがこれです。当月の売掛金の残高を知らない経営者が多すぎます。売掛金の残高が正しいのかどうかを知らない方も多い。前月の売掛金で入金されていない取引先はないか、ここで直ぐに分かります。
当月の入金と売上をしっかり見て、未入金先にきちんと連絡してください。
売掛金は請求しなければどんどん後回しにされてしまうものです。
しつこく請求して、正しい取引の対価をいただく、すなわちキャッシュを大切にする体質をつけていきましょう。

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