私たちが会社の決算書を見るとき、最初にチェックするところはどこだと思われますか。

売上高? 役員報酬? 経常利益? いいえ違います。
借入金の金額? そうでもありません。

実は「現預金」なのです。

この現預金が少ない会社には共通点があります。

(貸借対照表)
1.短期貸付金がある。
2.不明な勘定科目がある。(仮払金、立替金、仮受金など)
3.長期前払費用がある。
4.売掛金と買掛金のバランスが悪い。
5.未払金が多い。
6.必ず借入金がある。
7.繰越利益がマイナス。

(損益計算書)
8.役員報酬が少ない。
9.接待交際費が多い。
10.交通費が多い。
11.保険料が多い。
12.営業利益がマイナス。

上記のようになるのはなぜでしょう?そうなるには理由があるからです。
それでは貸借対照表の科目から順番にみていきましょう。

共通点1 短期貸付金がある。

キャッシュが少ない会社の多くは役員報酬を抑えているため、十分な生活費がなく、どうしても会社から借りることになります。借りているという意識がないことも理由の一つです。
また現金出納帳をつけていないために支払った経費が計上されず、なくなったお金は役員へ貸付け、という会計処理にせざるをえません。こうした会計処理でどんどん役員への貸し付けが膨らんでいませんか?

共通点2 不明な勘定科目がある。

「社長、この仮払金は何ですか?」と聞いて、答えられる社長は非常に少ないです。仮払金、立替金、仮受金というのは、なるべく早く清算するのが原則です。それをそのままにしている会社は、間違いなくキャッシュを大切にしていません。

共通点3 長期前払費用がある。

長期前払費用は、銀行から借り入れをするときに支払う「信用保証料」であるというケースが多いです。
これは銀行がお金を貸すのを躊躇した結果です。一概には言えませんが、信用保証料を支払っている会社は、銀行に信頼されていないかもしれませんよ?

共通点4 売掛金と買掛金のバランスが悪い。


まず売掛金より買掛金の金額が多い場合。
通常の商売は、商品を仕入れてから販売します。商社のように在庫を抱えなくてはならない場合は、在庫が増えて買掛金が多くなることもあります。
しかしこの状態が恒常的に続けば、常に支払いの資金が要ることになり、売掛金が入金されても買掛金を支払えないということにもなりかねません。
一方、売掛金が買掛金よりかなり多い場合も注意が必要です。

なぜなら、売上が増えてもキャッシュが入ってきていないからです。これは成長企業によくあるケースです。あるいは売掛管理・入金管理を怠っている会社もこのパターンになります。

共通点5 未払金が多い。

未払金が多い、ということは未だ支払っていないわけです。中には社会保険料の未払い、税金の未払い、というケースもあります。毎月恒常的に未払金が計上・支払されていればよいのですが、未払金が滞留している会社は、やはり資金繰りが苦しい会社です。

共通点6 必ず借入金がある。

現預金がない会社は、言うまでもなく必ず借入金があります。間違いありません。
問題は借入金があることではなく、毎年いくら借入金を返済しなくてはならないか、ということです。
キャッシュがない会社は、利益と返済のバランスを考えないで、「これぐらいなら返せそう」「なるべく支払利息を払いたくない」という借り方をしてしまいます。
1年内に返済しなければいけない借入金より利益を大きくしなければ、キャッシュは減り、返済が膨らむ、という負のスパイラルに陥ります。

共通点7 繰越利益がマイナス。


貸借対照表の右下、繰越利益がマイナスになっている会社にも共通点があります。
「税金を払いたくない」というスタンスで経営を行ってきた会社、或いは赤字が続いている会社です。
言うまでもなく、会社を改善するには利益を出し続けるしか方法はないのです。

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