2018年に実施されたIT導入補助金。2019年も公募がはじまり、補助金ホームページも公開されました。

IT導入補助金2019
https://www.it-hojo.jp/

前回のコラムでは、IT導入補助金の制度の概要と2019年の補助金の特徴をお伝えしましたが、今回はITツールの効果の検索方法や、事前に準備しておきたいことなどをお話しいたしましょう。

ITツールの効果を知りたいなら

2018年のIT導入補助金のホームページでは、導入事例やITツールの検索などが紹介されています。
例えばITツールの選定をどのようにすればよいか分からない場合は、「ITツール選定ナビ」があります。

ITツール選定ナビ → https://www.it-hojo.jp/applicant/navi.html

6つの項目を入力するだけでITツールを価格順で検索できる「機能検索」や、経営状態に合わせてITツールの検索ができる「診断検索」、そもそも自社の課題は何なのかも調べることができる「経営診断ツール」も用意されています。

また、ITツールで生産性が向上した事例も紹介されています。

ITツールで生産性向上事例 → https://www.it-hojo.jp/applicant/casestudies.html

ITツールを導入する参考となりますので、是非一度ご覧ください。
https://www.it-hojo.jp/

申請スタートする前に準備しておくこと


2018年の一次募集が4月に開始しましたので、2019年も4月開始と予想されます。
今回のIT導入補助金は、導入費用が大きいものの、その補助額の上限が450万円となり、さらに対象企業数が約6,000社ということで、申請を受付けてもらえる期間は短いことが予測されます。

申請スタート前に準備すべきことは2つです。

① 必ず最初の募集で必ず申請すること。
今回は二次募集がないかもしれません。そのため、最初の段階で申請を完了しておきましょう。申請しなければ、補助金を受け取ることはできません。

② ITツールの導入目的を決めておくこと
今回ITツールの導入費用は80万円以上です。また、上限の450万円を受けるためにはITツールの導入費用は900万円以上となります。つまり80万円以上や900万円以上のお金をいったん支払わなければなりません。そのためお金の準備も必要ですし、金額が多くなれば導入に関して検討する時間は長くなります。募集開始時には見積もりが必要となりますので、すぐに見積もり依頼ができるようにしておきましょう。

補助金の活用の本当の理由は決まっていますか?

今回の補助金は、企業の生産性向上を目的としたIT導入費用の補助制度、つまり企業の事業活動の効率化を図り収益を上げるために行うものです。
事業の方向性の延長上に補助金があるということを忘れないようしましょう。

この目的から外れた投資、いわゆる「補助金目的」のために投資を行ったのでは、会社のお金の無駄遣いになってしまいます。

「補助金がでるから使わなければ損」と、補助金に合わせて事業や設備投資を考えているようでは、うまくいくわけがありません。
ITツールを導入することによって、どのくらい事務経費が削減できるのか、収益が上げられるのかを検証し計画を練って、初めてその効果を期待することができます。

補助金の交付を受けても、目的なく導入して失敗すれば、補助金採択を受けた後に発生する事務処理負担のコストや、IT導入費用のうち自己が負担した資金部分を回収することができなくなります。

ITツールが自社にとって必要なものかどうか、事業計画をどのように立てるかを検討した後、導入を決定するようにしましょう。

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