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前回のコラムに引き続き、「キャッシュを増やす塾」の内容について、一部ご紹介していきたいと思います。

前回は貸借対照表から分かる「お金の調達方法」、そして節税の正体についてお伝えいたしました。
今回は貸借対照表の科目の並び順についてお話ししていきましょう。

貸借対照表の「負債の部」の上から、

支払手形
買掛金
短期借入金
長期借入金
役員借入金
資本金
利益

一部の科目を抜粋していますが、このように並んでいます。

並び順には意味があります。
みなさんお分かりですか?これは会社にとって危険な順番に並んでいるのです。

「支払手形」が一番危険なのは、2回支払いができなかった場合、銀行取引停止となり会社経営ができなくなるという、あまりにもペナルティが大きい調達方法だからです。

次に「買掛金」。本来現金で行う取引を掛けで購入しているわけですから、支払いができないことで信用をなくしてしまう危険な資金の調達方法といえます。
短期借入金、長期借入金などの調達方法が並んだ下に資本金があり、もっとも安全な資金の調達方法である「利益」が一番下に並んでいるのです。
繰り返しますが、貸借対照表の右側の科目は危険な順番に並んでいるのです。

それでは、貸借対照表の左側=資産の科目の並び順もみていきましょう。

現金預金
受取手形
売掛金
建物
機械装置
車両運搬具
リゾート会員権
ゴルフ会員権

こちらも一部の科目を抜粋しておりますが、概ねこのように並んでいます。
会社にとって最も大切な現金から始まり、会社経営にはほとんど意味のないリゾート会員権などが最後に表示されています。
貸借対照表の左側=資産は、「現金に近いもの=もっとも大切なもの」の順番に並んでいるのです。

貸借対照表の右と左の並び順を見てきましたが、左上と右下に重要な科目が表示されていることが分かります。

「左上(現金預金)を大きく、右下(利益)を大きく」

これが良い貸借対照表の条件です。

次に「大きさ」を見る基準をお伝えいたしましょう。

「大きく」といっても、金額でみると1000万円が大きいのか1億円が大きいのか分かりません。
この時、次の2つの比率を使います。

一つ目が左上の現預金の大きさ=短期的な資金力を見る、当座比率です。

当座比率=当座資産÷流動負債

で計算します。

当座資産は、現金預金・受取手形・売掛金の3つで、すぐ現金化できるものを言います。
流動負債は、1年間で支払う必要がある負債です。
つまり「現在の現金で1年以内に支払う必要がある借金を支払うことができるか。」を表した比率です。
目標比率は150%以上です。

二つ目が、右下の利益の大きさ=長期的な会社の強さをみる、自己資本比率です。
自己資本比率=自己資本÷総資産
で計算します。
目標比率は50%以上です。

貸借対照表を分析する指標はたくさんありますが、
左上の大きさ(現金預金)を見る 当座比率=150%以上
右下の大きさ(利益)を見る 自己資本比率=50%以上
この2つだけ抑えておけばよいでしょう。

お話ししました内容は、弊社が主催するキャッシュ塾の第1回目のダイジェストです。
初めての方は無料で体験入学できます。
ぜひ一度お越しください。

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