「資金繰り」という言葉を聞いてどう感じますか?

「難しそう」「取っ付きにくい」「楽しそう」「興味津々」などなど、色々な感じ方があると思います。
しかしどんな感じ方をしようとも、会社経営において資金繰りほど大事な事項はありません。

私は会計業界に長く身を置いていますが、会社経営はお金がすべてだと言っても過言ではありません。
どんな高尚な経営理念を掲げようとも、どんな高い目標を設定したとしても、お金がなければ何も実現できません。
お金がなければ仕入もできませんし、人を採用することもできません。

様々な経費を使うことも設備投資も借入返済も何もできないのです。
更には自分の役員報酬すらもらえず、ただ働きになってしまうこともあるのです。

聞こえは良くありませんが、会社経営は「お金」がすべてなのです。
「お金がすべて」という言葉を日本人はとても嫌いますが、「経営 イコール お金の遣り繰り」すなわち「資金繰り」と言っても過言ではありません。
資金繰りに失敗すると企業は倒産してしまうのです。

私は35年以上の会計業界の経験の中で、赤字で倒産した企業を今までに見たことがありません。
何年赤字が続こうとも赤字では倒産しません。
意外に思われるかもしれませんが真実なのです。

また主要取引先が倒産して連鎖倒産した企業も見たことがありません。
売上が激減して倒産した企業も見たことがありません。

それでは企業はどのような原因で倒産するのでしょうか。

企業が倒産・廃業に追い込まれる理由は、唯一「お金が無くなる」からです。
お金つまり資金が無くなると、企業は倒産あるいは廃業せざるを得なくなるのです。
企業でお金が無くなるということは、人間で言えば、「心臓が止まる」「体を流れる血液がなくなる」に等しいのです。

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裏を返せば、お金さえあれば企業はいつまでも生き続けることが出来るのです。

日本には1000年企業が十数社、100年企業が2万社以上も存在します。
これらの企業は1000年以上、100年以上存在続けているということは、お金を常に潤沢に持っていたからです。

経営者は「お金が無くならないようにすること」、そして「もっと積極的にお金を増やすこと」を、最大の経営課題にしなければならないのです。

投稿者プロフィール

曽根 康正
曽根 康正
SMCグループ代表、1959年(昭和34年6月8日)に岐阜県多治見市で生まれる。
「社外重役の立場から専門能力を発揮し中小企業を支援する」
というグループ経営目標のもと、東海エリアにおいてNo.1の会計事務所を目指す。