SMCグループ代表 曽 根 康 正
(公認会計士・税理士・CFP)
【経歴】 昭和34年6月8日生まれ、
昭和57年3月 慶應義塾大学卒業。
昭和58年9月 公認会計士試験合格
SMC税理士法人代表社員
曽根公認会計士事務所所長
(株)曽根経営センター代表取締役
(株)経営クラブ顧問
新年、明けましておめでとうございます。
昨年は「自分の会社を100年続く企業に変える法」の出版、20周年記念式典・感謝の集い、20周年記念キャラクター「礎根虎」作成などなど、お客様をはじめ多くの方々のご協力によりSMCグループ20周年の各種記念行事を無事終えることができました。誠に有難うございました。
SMCグループスタッフ一同、30周年に向けて一層の自己研鑽し、お客様である中小企業経営の支援をしていく所存でございます。今後もご指導ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年はリーマンショックに端を発した100年に一度の経済危機で中小企業の業績は大きく落ち込みました。最近では「もう1年は景気もダメやね。来年の春ぐらいに景気も少しずつ良くなるらしいよ。」と実しやかに話をしている三流経営者がいます。このような経営者があまりにも多いので、この三流経営者に2つの助言をさせていただきます。
まず、第一が、「景気が良いと自社の業績が良くなり、景気が悪いと自社の業績が悪くなる」とすると、誰が経営者なのでしょうか? 経営者は社長ではなく景気です。そんな会社は景気に社長をやってもらえばいいのです。言い換えれば、そんな経営は誰にでも出来ます。大事なことは景気が良くても悪くても業績を良くすることが経営者の役割なのです。
第二が、「今、景気が悪い」と言うことは本当でしょうか? 過去からみると景気が悪いのは本当でしょう。でも、10年後の将来からみると「今、本当は景気が良いのかもしれません」。過去からの延長線上で常に経営の判断をするのは三流経営者の証拠でしょうね。過去の良い時をイメージしながら経営する経営者は過去に生きている亡霊のような人ですね。そんな人は早く引退した方が良いと思います。
さて、2006年から日本は有史以来、初めて継続的に人口が減少しだしました。人口が減少すれば、建築・電気製品・自動車・食料品などなど、すべての市場が縮小していきます。そして、中国から品質の良い製品がドンドン輸入されてきました。税収が減少し公共工事をあてにしていた建設土建業は壊滅状態になりつつあります。こんな日本の将来をイメージしたとき、現状より将来の方が良くなることがあるのでしょうか? とても私には想像できません。今より将来の方が経済環境は必ず悪くなると考えた方が良いようです。昨年より、今年の方が、今年より来年の方が、経済環境は厳しくなるのです。そして、その厳しい経済環境をあなたの経営手腕で如何に乗り切るかです。これができない経営者が経営する中小企業は早晩消えてなくなる運命です。
さあ、正月早々より、厳しい話をしてしまいましたが誰も経験したこのとのない未曽有の時代の到来です。逆にそう考えるとワクワクしてきて「一丁、やったるぞ!!」という気になってきませんか? 経営者の皆さん、経営についてさらに切磋琢磨して、この厳しくなっていく時代を元気よく生き抜こうではありませんか!!

