SMCグループトップ / PDCA成長塾 / 会計事務所PDCA成長塾コラム-2
メールマガジンの登録はこちら

会計事務所の売上を1億円にしたいと思っている先生も多いと思います。でも、売上をいつか1億円にしたいと思っているだけで1億円が達成できるほど会計事務所業界も甘くはありません。売上1億円を達成するためにはまず先生自身が必ず売上1億円を達成するという強い意志を持つことが大切です。売上1億円やれると良いなあというような願望ではダメです。
さて、強い意志で必ず売上1億円を達成するという経営目標の設定が出来たならば、次はいつまでにどのように達成するかを決める必要があります。これが経営計画になります。

私も開業12年目までは経営目標も経営計画も作ったことがありませんでした。ところが知り合いの会計事務所が経営計画を作って急成長しているのを知りました。そこで、私も開業13年目に初めて経営目標を設定して経営計画を作ってみました。この年に経営計画を作ったことで、15年目に売上1億円を達成し、その後、安定して成長していくことが出来ました。

でも、いまだに経営目標もなく経営計画を作っていない会計事務所が殆どです。「何故、経営計画を作らないのですか?」と質問すると「経営計画を作ってもどうせ計画通りにならないから計画を作っても意味がない」とか「まだまだ、経営計画を作るような規模ではない」などなどの回答が返ってきます。三流会計事務所の先生らしい回答ですね。いやいや、「内職先生」「お山の大将先生」でした。

さて、経営計画の効果が最も発揮される時は実績が計画からズレた時なのです。計画から実績がズレた時に計画があるので何がズレているのかが直ぐわかるのです。売上がズレたのか、経費がズレたのか、売上がズレたのなら何の売上がズレたのかが直ぐにわかります。ズレがわかれば、修正する方法も絞れます。目標や計画がない会計事務所の場合は計画がないのでズレるという概念自体がないのです。だから、ズレがないので修正もする必要もなくただ今まで通り頑張っているだけなのです。だから、売上1億円など決して達成できないのです。一方、計画を持っている会計事務所はどんなに頑張っていても目標を達成できなければ常に次々と新たの取組をしなければなりません。この新たな取り組みを実行することによって目標が達成できるのです。

さて、ズレを把握するためには計画自体を詳細に作る必要があります。計画を詳細に作れば作るほど、多くのズレが生じます。でも、このズレがとっても大切なのです。ズレが生じる毎にズレを修正する行動が必要となります。このズレを修正する行動でドンドン目標へと近づいていきます。言い換えれば、如何に多くの修正行動をするかが目標達成への近道です。

さて、具体的な売上計画の立て方ですが、まずは売上1億円を達成した時の売上分類を決めます。例えば、税務月次顧問で7千万円、税務年一決算で1千万円、経営支援業務で2千万円と決めます。目標を決めると現在とのギャップが把握できます。例えば、現在、税務月次顧問が3千万、税務年一決算5百万円、経営支援業務ゼロ円とします。このギャップをいつまでにどのようにして埋めていくかを決めていくのが経営計画です。3年後までにこの目標を達成しようとするとどのような手段で売上を獲得していくかを具体的に決めます。これをアクションプランと言います。このアクションプランは如何に具体化することができるかが鍵です。

さて、如何でしょうか。売上1億円達成のためには目標設定と計画作成が必須であることをご理解していただけましたでしょうか。

では、次回は「3、毎月モニタリングと第三者チェック」をお伝えしますね。