SMCグループトップ / PDCA成長塾 / 会計事務所PDCA成長塾コラム-9
メールマガジンの登録はこちら

会計事務所の財産は人です。しかし、これは会計事務所だけではなくどんな企業であろうとやはり人がいなければ成り立ちません。特に会計事務所は労働集約型の業務なので人がいなければ成り立ちません。
 ところが内職先生・お山の大将先生は人を道具のように扱い人と思っていません。だから、人財・人材が育たないばかりか、人在・人罪ばかりいて事務所の中はギクシャクしています。

さて、売上1億円を超えようと思えば優秀な人材を採用するか、優秀な人材を育成する必要があります。しかし、中小の会計事務所に優秀な人材が来ることは稀です。内職先生や・お山の大将先生の事務所に間違って優秀な人材が入っても所長先生の経営能力の無さにガッカリして早晩退職していきます。内職先生・お山の大将先生は経営者ではなく単なる三流職人なのです。決して一流の職人ではないですよ。

私は独立開業する時に先輩税理士の先生から
「曽根君、事務所を大きくするのであれば先手先手で人を採用して人の余裕を持て。忙しくなって、つまり売上が増えて人が足りなくなったら人を採用するようでは大きくなれないよ。」と言われました。
開業当初から30年間一貫してこの言葉を守ってきたので50人規模の事務所になれたと思っています。これは会計事務所だけではなく一般の中小企業にも当てはまることです。
 仕事が増えてきたら・売上が増えてきたら・人が足りなくなったら、人を採用するというのは三流アホ経営者でも考えられることです。しかし、現実にはこの考えでは人の採用が遅く、人が足りなくなっているために売上を思うように増やすことが出来ません。結局、みすみすチャンスを失うことになります。内職先生・お山の大将先生にはこれが理解できないのです。万が一、理解が出来ても実行に移せないのです。

さらに仕事が増えて人が足りなくなってから採用したり、人が辞めて補充のために採用したりするので何が何でも採用しなければならなくなり、人を選んでいる場合ではなくなります。
特に最近では人の採用が非常に厳しくなっていて正社員をハローワークから採用したりすることも難しくなっています。タウンワーク、リクナビ、マイナビなどは当たり前で、年収の3割を紹介会社に支払って採用することも当たり前になってきました。これが内職先生・お山の大将先生には理解が出来ないので相変わらず、お金のかからないハローワークだけで採用をしています。全くおめでたい先生です。

さて、最近では新卒で高校卒・専門学校卒・大卒を採用することも実行しなければならなくなってきました。何故なら、中途市場にはロクな人間がいなくなってしまったからです。新卒採用をして一から事務所で人を育てるのです。大変なようで一番有効な方法だと私は思います。無地の生地に色を付けていくように自事務所流に染めていくことが出来るのです。私も15年ほど前から高卒の子を採用するようにしてから事務所の雰囲気が変わってきたように思います。
 会計事務所の業界では「人が財産」「労働集約型で人がすべて」と言いながら、人の採用・教育に対してお金も時間もかけないのが常態化しています。そんな事務所の優秀な人材が来るはずもなく、人が成長することもないでしょう。特に少子高齢社会で若者の採用は争奪戦となっています。
そして、最後になりますが、会計事務所都合で採用する時代は終わりました。仕事量が増えて人が足りなくなった、人が辞めてしまって人が足りなくなった、だから今すぐ採用したいという昭和の時代の採用では優秀な人はおろか普通の人でも採用できなくなってきました。現在では会計事務所自ら採用だけに特化した自社サイトを作って常時採用募集をして、優秀な人材が募集してきたら人が余っていたとしても進んで採用する必要があるでしょう。
是非、会計事務所といえども採用の自社サイトを作りましょう。