通常の会計事務所の基幹業務は税務です。殆どの会計事務所では売上分類も恐らく税務売上1本ではないでしょうか。税務売上の内訳は月次税務顧問、年末調整、個人確定申告、年一決算申告、税務調査、相続・贈与(資産税)などがありますよね。
 SMCグループの大まかな売上分類は税務関係では1.会計税務 2.確定申告 3.年末調整 4.税務調査 5.組織再編、相続事業承継関係では1.相続税申告 2.事業承継対策、経営支援関係では1.MAS監査 2.CFOコンサル 3.経営改善計画支援 4.保険関係 その他では1.セミナー・研修 2.WEBデザイン 3.経理代行などです。
 何故、こんなに売上分類が増えたのかと言うと税務関係の仕事をしていて、お客様の相談に真剣に乗っていると色々な支援が出来ることを実感してきました。後継者で悩んでいる経営者の相談に乗って「後継者を育てたい」というニーズがあれば「後継者塾」を企画して開催します。経理の担当者が急に退職して困っているのであれば経理事務スタッフの派遣あるいは経理代行を行います。MAS監査の課題でホームページを作ることになると毎回お客様から「どこか良いホームページ屋さん、ありませんか?」と聞かれているうちにSMCグループでホームページを作ることになりました。以上のようにお客様の困りごとをお客様と一緒に解決しようとしているうちに新たな商品が次々とできていきました。そして、その商品を開発して提供するSMCグループのスタッフにとってはいつも新たな挑戦を次々に行わなければなりません。
 また、SMCグループでは生産性を向上させるために10年以上前から製販分離に取組んできました。製販分離では効率の向上と品質の向上という相反する目的を同時に達成するために業務を複数の工程に分解したり、カンバンを流したり、情報共有のためにペーパーレスにするなど新たな挑戦を次々にしてきました。お陰で10年前より生産性が30%以上もアップしました。
このように次々と新たな挑戦をしていくとスタッフが成長し、そして会計事務所もドンドン成長していきます。
 新たな挑戦は失敗が伴うために躊躇する会計事務所が多くあります。しかし、私は失敗というものは会計事務所経営では付きものだと思います。SMCグループは逆に失敗があったからこそ成長できたと思っています。挑戦するからこそ成功もできますし、失敗することもできるのです。挑戦をしなければ成功はおろか失敗することもできません。こんな統計数値があります。挑戦をして成功する人は4%、失敗する人が16%、つまり、世の中の人の20%が挑戦するのです。逆に言えば80%の人は挑戦しないのです。内職先生、お山の大将先生は挑戦をしないから成長しないんでしょうね。そして、新たな挑戦をして失敗した人を「だからそんなことに挑戦するから失敗するんだよ」と罵り、成功した人を「あいつは偶然当っただけだよ」と妬みます。内職先生、お山の大将先生の言いそうなことです。
 さて、新たな挑戦をして成功する人と失敗する人の違いは何でしょうか?それは新たな挑戦をして上手く行かなくても諦めないで成功するまで挑戦し続けた人が成功した人で、挑戦を途中で諦めた人が失敗した人です。つまり、成功・失敗の分かれ目は諦めないか諦めるかの違いなのです。
 とは言ってもすべてを成功するまで挑戦し続けることは無理なので現実的には10の新たな挑戦をして成功するのは3ぐらいでしょう。残りの7つは失敗するものです。しかし、私は成功から学ぶことは意外に少ないですが失敗から学ぶことはとっても多くあると思っています。だから、決して失敗は無駄ではないのです。
 内職先生、お山の大将先生にならないようにドンドン新たな挑戦をして行きましょう。