キャッシュ塾ダイジェスト 貸借対照表の読み方①

キャッシュ塾ダイジェスト 貸借対照表の読み方①

キャッシュを増やすヒケツにときどき出てくる「キャッシュを増やす塾」って何なのか、気になっている方もいるでしょう。
そこでコラムの中で少し内容を紹介していきたいと思っています。

「キャッシュを増やす塾」も「キャッシュを増やすヒケツ」のサイトも、目的はただ一つ。

中小企業の一番大切なキャッシュのために出来ることを、すべてお伝えしているのです。

それでは「キャッシュを増やす塾」の内容を早速ご紹介していきましょう。

まずは貸借対照表の説明からです。

左に資産、右に負債と自己資本。この右と左はお金の裏表を表しています。右で調達したお金を左で運用する。右と左が一致するので、バランスシート、貸借対照表と呼ばれています。

さて、会社にとって最も大切なものは何でしょう。
人や資産など様々なものが考えられますが、最も大切なのはズバリ、キャッシュ、お金です。

会社はいつ潰れるのでしょう。
赤字決算が続いたときでしょうか。そうではありません。会社がつぶれるのは、お金が無くなったときなのです。このため、会社にとって一番大切なのは、キャッシュ=お金と言えるのです。

この最も大切なお金の調達方法は3つしかありません。

一つ目の調達方法が、借金です。

借金は銀行借入だけではありません。買掛金も借金の一つです。仕入代金を現金で払うのではなく、支払いを伸ばしてもらうわけですから、伸ばしてもらった期間、借入したのと同じ効果があるため借金といえます。この借入は無限に借りることはできませんし、また返済も必要です。

二つ目の調達方法が、資本金=出資です。

出資は、返済は不要ですが、上場会社でない限り、無限に調達することはできません。

三つ目の調達方法が、利益です。

この利益は、返済は不要ですし、また無限に調達することができますので、もっとも安全な資金調達方法です。このため、会社にとって最も大切なキャッシュを調達する、最も優れた方法は、利益を出すことだと言えます。

経営者の方とお話ししていますと、利益を出すことが目的になっている方をよく見ます。
利益を出すことが目的ではなく、会社にとって最も大切なキャッシュを増やすことが目的であり、そのために最も優れた方法が利益を出すことなので、会社は利益を出し続ける必要があるのです。

この利益はどこからくるのでしょう。

それは、損益計算書の税金を差引いた当期利益からきています。
毎年出した当期利益が貸借対照表の繰越利益剰余にたまっていく仕組みになっているのです。

ここで少し節税について、お話ししたいと思います。
そもそも節税とは何でしょうか。簡単な損益計算書で説明します。

売上高 2億円
経費 1億9000万円
税引前当期利益 1000万円
税金300万円
当期利益 700万円

税金は、税引前当期利益に税率(今回は30%)を掛けて計算します。
税引前当期利益から税金を差引いた金額が当期利益です。

節税とは上記の税金300万円を下げる行為です。税金を下げるには、必ず税引前当期利益を下げなければいけません。税引前当期利益を下げると税金は減りますが、必ず当期利益も減ります。

当期利益が減らすということは、会社にとってもっとも大切なキャッシュを減らす行為であり、会社を悪くする行為なのです。

これに気づかず、税金を払うぐらいなら何か購入して税金を下げる経営者を多く見ます。確かに、税金は減りますが、キャッシュも確実に減ります。会社にとって最も大切なキャッシュを次減らす行為。

これが節税の正体なのです。

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