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個人のキャッシュの増やし方

お金のIQが高い金持ちになるためには

投稿日:2020年09月13日

更新日:2023年03月17日

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この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

今までは企業のキャッシュのことを書いてきましたが、今回は趣向を変え、私の体験談も含めて「個人のキャッシュ」についてお話をしたいと思います。
このテーマにしたのは、森博嗣氏の「お金の減らし方」を読んでみて、個人のキャッシュの面白さが書かれていたためです。

私に結論があってこの記事を書いているわけではないので、最後がどんな結論になるのか自分でもとても楽しみです。

早速ですが、個人のキャッシュはどのように増えるのでしょうか?「お金の減らし方」(森博嗣著)に倣って、私なりに分類をしています。

1、自分の持っているものを売ってキャッシュを増やす方法

 車を売ること、自分の着た洋服や使い古した物を売ること、住んでいた自宅を売ること等です。

2、博打で勝ってキャッシュを増やす方法

 競馬・競輪・競艇などで勝つこと、宝くじに当たること等です。麻雀やカジノもここに入りますね。

3、投資をして儲けてキャッシュを増やす方法

 投資をした株式が値上がりする、株式の配当をもらう、購入した土地・建物が値上がりする、土地・建物を購入して賃貸収入を得る、等で増やすことです。

4、他の人からお金をもらってキャッシュを増やす方法

 両親や祖父母からお金をもらう、あるいは相続で遺産をもらうなどです。

5、働いて稼いでキャッシュを増やす方法

 自分の身体や頭、時間を使ってお金を稼ぎます。個人事業で仕事をすることも、雇用されて社員やバイト、パートとして働くこともこれに含まれます。これが最もポピュラーなキャッシュの増やし方です。

1、自分の持っているものを売ってキャッシュを増やす方法

それでは上記1~5までのキャッシュの増やし方を順番に見ていきましょう。

まずは1、自分の持っているものを売ってキャッシュを増やす方法です。

この中には値上がりを狙って購入した土地・建物や株式、投資信託は含みません。

これらは「3、投資をして儲けてキャッシュを増やす方法」のところで説明します。

ここでの事例の1つは、自分が乗っていた車を売ってキャッシュを増やすことです。
自分も若い頃は、ベンツ・ボルボ・アウディ・BMWなどの高級外車を購入し、3年ほど乗って次の車に買い替えていました。

例えば、ベンツE320ワゴンを800万円程で買い、3年で10万キロ乗った後350万円位で売っていました。
3年で450万円のキャッシュを減らしたことになります。1年で150万円のキャッシュアウトです。

そして現在は、中古のマークXジオを250万円で購入して10年以上乗っています。
1年でキャッシュアウトが25万円以下です。今では3年落ちの1万キロ乗っていない中古車を新車の半額程度で買うことが一番良いと思っています。

新車(特に高級外車)は、お金のIQの低い、キャッシュを増やせない人(いわゆる貧乏人)に買ってもらえば良いのです。
しかもロ-ンでね。ローンで車を買うなんて信じられません。馬鹿じゃないの?

また今はメルカリなどがあるので、自分が使ったスマホ、タブレット、洋服、キャリーバッグ等など、中古品でも売ればキャッシュ増になります。資源の有効活用のためにもドンドン活用したいですね。

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2、博打で勝ってキャッシュを増やす方法

私は競輪も競馬も競艇もやりません。
なぜなら、学生の時になけなしのお金をはたいて有馬記念の馬券を買って一文無しになり、飲まず食わずの生活をした経験があるからです。

宝くじも2度ほど購入しましたが、かすりもしませんでした。カジノはラスベガスで5万円損をし、パレスチナでも5万円損をし、韓国で10万円儲けてちょうどチャラです。
カジノはその3回しかやったことがありません。パチンコは中学生ぐらいから大学生まで結構やっていましたが、自分の感覚では勝っていたように思います。

しかし冷静になって考えてみると、恐らく大きく負け越していたと思います。
パチンコは大きく勝った時のことが脳裏に残っており、細かく負けたことのことはさっぱりと忘れてしまっているからです。もし多くの人がパチンコで勝ち組だとしたら、何故、マルハンやダイナム等のパチンコ屋さんがあんなにも拡大していったのでしょうか?それは多くの負け組の人々のキャッシュを吸い上げたからに違いありません。

唯一、確実にキャッシュを増やした博打があります。
それは麻雀です。私は中学校の頃から麻雀を初めて、高校の頃は雀荘通いをしていました。
(最近、テンピン以下は博打じゃないという新たな説が国から出されました?) そして大学に入ると、大学から麻雀を始めたカモがウジャウジャといましたので、麻雀で月額5万円ぐらいは稼いでいました。

今でも麻雀をやれば必ず勝つ自信がありますが、それをしなくても他にもっとキャッシュを増やす方法があるので麻雀はやりません。
他にキャッシュを増やす方法が無くなったら麻雀をやります。麻雀は博打ではなく「確率と場の波を読む力」で決まります。自分の感情に任せ、中途半端な意思決定しかできない人はカモになります。
私の周りにもカモがネギを背負っています。

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3、投資をして儲けてキャッシュを増やす方法

値上がりを狙った土地や建物への投資、株式や外貨、貴金属等への投資です。
土地や建物を賃貸して家賃収入を得ることや、株式や投資信託の配当をもらうこともここに含まれますね。
私はこの投資で儲けたことは殆どありません。バブルの頃、ゴルフ会員権の値上がりを狙って2つの会員権を購入し、トータル2,500万円ほど損をしました。

香港での外貨保険の投資で10年掛け続けて儲けなし、海外の不動産投資で500万円の損失、先物に手を出して1,000万円程の損も出しました。

しかし、僅かですが儲けたこともあります。株式投資では過去800万円ほど、金の投資は含み益ですが1,000万円以上儲けているでしょう。
そして国内の不動産投資では1,000万円以上儲けています。いずれにしても投資は不要不急のキャッシュで長期的な投資をすると儲けることができます。
ちなみに投資に関しては私の意見はあまりに参考にしないでくださいね。

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4.他の人からお金をもらってキャッシュを増やす方法

大金を拾ったが落とし主が見つからずにそのお金が手に入った人、多額の寄付金をいただいた人、親から財産を相続や贈与で取得した人など、全くノーリスクで多額のキャッシュを手にすることがあります。
この方法以外は、リスクがあったり投資が必要であったりするものばかりです。
私は自宅を建てる時に親父から300万円をもらいました。いわゆる贈与ですね。

後にも先にも個人的に人からお金をもらったのはこの時しかありません。(子供の頃は別です)
親子の関係はともかくして、私は他人からお金をもらうことは決して良いこととは思えません。
何も根拠もなくお金をもらうことで、逆にその人に借りができるような気がして良い気持ちがしません。

ノーリスク・ハイリターンは何かの利害が伴っているはずです。それが目に見えないだけだと思います。

5.働いて稼いでキャッシュを増やす方法

世の中の殆どの人が、働いて稼いでキャッシュを増やしています。しかし働くためには、雇用をしてもらわなくてはなりません。
失業をしていては、この方法でも増やせません。雇用してもらうためには、働くことによって雇い主に何らかのメリットを与えなければなりません。
小学生の頃から塾などに通って高校や大学を卒業するまで勉強をするのは、このメリットを与える能力を身に付けるためです。

医者になるのも患者を診察するというメリット、公認会計士になるのも上場会社の監査をするというメリット、官僚になるのも国や国民に貢献する業務ができるメリットなどがあるからです。
つまり、働くためには何らかの能力、いや能力というより手に職を付ける必要があります。現在はIT関連の能力があると引く手数多ですね。

また、身に付けた手の職の種類によって、同じ時間働いても稼ぎが違ってきます。
時給1,000円しか稼げない人から時給5万円も稼げる人もいます。これは身に付けた職のレベルの差によるものです。

それではなぜ身に付けた職にレベルの差が生じるのでしょうか?

それは苦労や努力の時間の差です。

一流企業に入って高給をとっている人は、大学受験、大学生活、就職活動で努力をした人です。
医者であれば、医学部に入るための大学受験、医学部での6年間の学校生活、そして医師の国家試験のための努力、公認会計士であれば、大学受験や公認会計士試験のための努力をしたことでしょう。
私も公認会計士になるために、大学受験は商学部を目指し、入学後は大学と専門学校のダブルスクール(同級生は同好会などで女の子とチャラチャラと遊んでいるのを横目にね)、2度の公認会計士試験、合格した年は1日16時間の勉強をやり続けました。多くのお金を稼ぐためには並々ならぬ努力が必要なのです。

私は普段から最低でも時給1万円は稼ぐようにしており、今は平均時給2万円ぐらいです。
医者のアルバイトの時給も1万円ぐらいでしょう?
時給1,000円しか稼げないとしたら、それは誰でもできる仕事をしているからです。

誰でもできる仕事しかできないのは、過去に手に職を身に付ける努力をしてこなかったからです。
20代でフリーターをやっている若者は、手に職が身に付かず、将来どうするのでしょうね。
心配でなりません。

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このコラムの著者 : 曽根 康正

SMCグループ顧問、1959年(昭和34年6月8日)に岐阜県多治見市で生まれる。 「社外重役の立場から専門能力を発揮し中小企業を支援する」 というグループ経営目標のもと、東海エリアにおいてNo.1の会計事務所を目指す。

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