戦略的経費の一つ、広告宣伝費。適正な広告宣伝費はいくらかご存知ですか。

戦略的経費の一つ、広告宣伝費。適正な広告宣伝費はいくらかご存知ですか。

重要な資金繰りの一つである「支出」のうち、戦略的経費として支払う支出、今回は「広告宣伝費」から見ていきましょう。

広告宣伝費は、使い方によって売上を大きく左右します。広告宣伝費の支出の難しさは、その効果がなかなか測定できないことです。
例えば、野立て看板の効果がどの位あるのか、商品カタログの効果は?HPの効果は?等、効果の測定は本当に難しいものです。

一方、DM発送やPPC広告など、反響管理がしやすく効果が測定できるものもあります。

そこで、私の考えでは、効果の測定が難しい広告宣伝費は一度止めてみることです。

例えば、効果の測定が難しい看板などは一度止めてみます。
止めてみて売上が下がれば、その看板は効果があったということですので、改めて看板を設置すれば良いのです。
SMCグループのお客様で、2年1回、商品カタログを1000万円以上で作成して配布している会社がありました。


コロナウィルス下における資金繰りの手引き~融資編~

その社長に私が何故2年に1回ですかと質問したところ、明確な回答がありませんでした。
そこで、カタログを作成する期間を延ばしてみました。するとカタログ作成を延ばしても売上は一向に落ちませんでした。
今では5年に1回カタログを作っています。これだけで1500万円の広告宣伝費が削減できました。

また、お客様から「広告宣伝費はどれぐらいが適切ですか?」と聞かれますが、会社によって全く状況が異なるので一概には言えませんが、「粗利の5~10%位が目安ではないでしょうか?」と私は答えます。
他社との差別化された競争力のある商品を持っていれば少なくて済みますし、口コミで広がる商品であれば広告宣伝費も必要ありません。
広告宣伝費は会社によってケースバイケースで考えれば良いと思っています。

続いて、「研究開発費」です。
製造業の場合、研究開発は不可欠なものです。しかし、中小企業は研究開発部門を設けることはとてもできません。
最新鋭の機械が購入できない、優秀な研究開発要員がいない等の理由を付けて、研究開発をしていない中小企業が如何に多いか。

しかし中小企業の研究開発は、もともと製造現場で行うものだと私は思っています。
京セラの稲盛氏も「研究開発や発明は優秀な研究員がするものではなく、コピー用紙を一枚一枚重ねるように日々の努力から出てくるものだ。」と言われています。
その通りです。どんなに才能のある研究員が居ようと、最新鋭の機械がいくつあろうと、一朝一夕に発明や研究開発ができるものではありません。

やはり、日々の努力の積み重ねから出てくるものであり、他社に真似できない競争力のある製品を作り出すのです。
決して他社のモノマネをして安く売ろうなどという、泥棒のようなことはしてはなりません。またこの物余り時代に、他社のマネをして商品が売れるような甘い環境ではありません。

しかし、三流アホ経営者はまだまだモノマネをして安売りをしています。そういう経営者は、いずれ市場から退場することになるでしょうね。

最後は支払手数料です。

支払手数料には経営コンサルタントに支払う報酬、会計事務所に支払う報酬、弁護士に支払う報酬などがあります。
これらの報酬の支払いによって企業の成長や業績は大きく左右されるものです。
例えば、損益計算書にしか興味がない三流アホ経営者が、貸借対照表を読めない三流会計事務所と付き合うと、キャッシュを減らす節税の提案などをされ、会社を悪くして潰れる方向へまっしぐらなのです。

世の中には貸借対照表が読め、経営が分かる会計事務所はほんの一握りしかいないものです。

また、どんなコンサルタントと付き合うかでも、会社の経営は大きく左右されます。
SMCグループはあるコンサルタントとお付き合いするようになってから、25年もかかって築き上げた売上をたった5年で達成して、売上が倍増した経験を持っています。
いずれにしても、支出の効果が出るかどうかは経営者次第です。実践するのは経営者なのです。

以上の通り経費は、戦略的経費を如何に効果的に支出し、消費経費を如何に削減するかにかかっています。「収益は最大に、経費は最小に!」です。

通帳残高がみるみる増える!建設業セミナーはこちら

建設業セミナー

無料zoom相談窓口開設しました

zoom相談窓口

キャッシュを増やすヒケツメルマガ登録

コラムカテゴリの最新記事