TOP>経営のヒケツ>ファクタリングの種類と気になる手数料について

ファクタリングの種類と気になる手数料について

2019年10月13日

  • 経営

売掛金をファクタリング会社に売却することで現金化できる「ファクタリング」という資金調達方法。
今回のコラムでは、ファクタリングの種類と手数料についてお話ししましょう。

ファクタリングの種類

ファクタリングは集金方法の違いにより2種類あります。

① 3社間ファクタリング
A社がB社に対する売掛金をファクタリング会社に売却した後、ファクタリング会社がB社から直接売掛金を集金する方法です。これを3社間ファクタリングといいます。

3社間は、ファクタリングを希望するA社と売掛先B社とファクタリング会社との3社の合意のもとで契約します。
この方法では、ファクタリング会社からB社に通知が行くことになります。そのため、取引先にファクタリングをしたことがわかることで、信用を失う可能性があるというのは懸念する点です。

② 2社間ファクタリング
A社からB社に対する売掛金をファクタリング会社が買い取りますが、ファクタリング会社はB社に連絡もせず関わりを一切せず、後日A社にB社から売掛金の入金がされたらA社がその入金額をファクタリング会社に支払うという集金方法です。これを2社間ファクタリングといいます。

一例をあげますと、A社が持っている「入金待ちの請求書」(売掛金)をファクタリング会社が買い取り後、すぐにA社に振り込まれます。その後、B社より期日どおりA社に入金された金額をファクタリング会社に支払うことでファクタリング取引が終了します。そのため、B社はファクタリングの事実をバレることなく利用することができます。

③ どちらがいいの?
3社間ファクタリグと2社間ファクタリングの違いは、売掛先B社が関わるか関わらないかです。
売掛先に売掛債権売却を知られることはなく、取引関係に悪影響を与えずに済みたいのであれば2社間ファクタリングをおススメしますが、ただし、サービス提供会社に支払う手数料は高くなる傾向があります。

3社間ファクタリングの魅力は、売掛金は、売掛先B社からファクタリング会社に直接支払われ、2社間よりも手数料を安く済ませられる点です。ただし、3社間で合意形成するための段取りや資料の作成などの手間がかかりますし、取引先に資金繰りが苦しいといった印象を与える可能性についても留意する必要があります。

手数料


ファクタリングの契約の方法、債権の金額などによって手数料が異なります。
一般的には1.0%~20%です。ファクタリングは金融機関からの資金調達よりも早く資金調達ができる反面、手数料は高くなります。

手数料の決まり方には、①売掛先の信用力、②2社間か3社間のどちらを使うかによってきます。

売掛先の信用力が高ければ買い取った売掛金が回収できる可能性が高くなるため手数料が低くなりますが、信用力の低い会社の売掛金の場合には、回収できないリスクを考えて手数料が高くなります。また2社間ファクタリングの場合、ファクタリング会社は、取引先が倒産した場合のリスクを負うため、手数料が高くなってしまいます。

2社間ファクタリングの手数料相場は、平均10.0~20.0%です。

3社間ファクタリングの場合、売掛先が同意の上でファクタリングが行われ、ファクタリング会社が直接、買い取った売掛債権を回収することができます。そのため、2社間よりも貸倒れのリスクが低いことから、手数料が2社間ファクタリングよりも低く設定されています。3社間ファクタリングの手数料相場は、平均1.0~9.0%です。

PROFILE

舩田 卓

舩田 卓

1972年愛媛県生まれのA型。 愛媛県立松山商業高校卒業後、東京IT会計専門学校に進学。 在学中に税理士試験を全国最年少20歳で合格。 そのまま専門学校の専任講師となり、税理士試験の受験指導を担当。 22年間務めた講師の道から飛び出しSMC税理士法人に入社。

関連記事

お問い合わせ

オンライン相談

オンライン相談 受付中 詳しくはコチラ

税理士切り替えをお考えの方 こちらをクリック