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ワクワクする中期経営計画と気が重くなる中期経営計画②

2019年11月10日

  • 経営

前回はワクワクする経営計画書作成のポイントについてお話ししました。
それでは、気が重くなってしまう中期経営計画とはどのようなものでしょう。

気が重くなる中期経営計画

現状の経営が厳しく、どうしても5年後の姿がイメージできない。
イメージができないので、頑張っても5%増などの計画しか考えられない。
5%増でも本当は無理だと思っている。なんだか楽しくない。

このような思いのまま中期経営計画を作ると、気が重くなる中期経営計画になってしまいます。
5年後にワクワクすることもなく、作成した計画ができるとも思わない。
これでは、中期経営計画を作成する意味は全くありません。

では、どうすればワクワクする経営計画を作ることができるのでしょう。
心配はいりません。
このような方もワクワクする経営計画を作成できるポイントがあるのです。
そのポイントは、「キャッシュの増加」です。

会社を継続させるためにもっとも大切なのは「キャッシュ」です。
経営計画書作成は、5年後にキャッシュをどれほど増加させることができるのか。
これを見ることが最大のポイントです。

売上を伸ばし、利益を増加させればキャッシュは必然的に増えます。
このため、中期経営計画作成時には、キャッシュを増やす手段として、最も有効な売上と利益に焦点を当て作成していきます。
目的は、キャッシュを増やすことなのです。

どうしても厳しい現状のイメージを払拭できず、ワクワクする5年後をイメージできない場合は、キャッシュに焦点を当てると良いでしょう。

キャッシュに焦点を当てる


売上を伸ばすことができなくても、少しでも粗利率の高い商品に売上構成を変えていく。
5年後の総売上高が計画作成直前期より下がっても構いません。粗利額が増えれば、キャッシュは増えます。
生産性を上げ、今いる従業員で数%の売上の伸ばすことはできないか、削れる経費はないか。
知恵を絞り、工夫を重ね、現状2000万円の現金が5年後4000万円になる経営計画が作れたら、ワクワクしませんか?
現金を4000万円にするために、現状の売上を1.5倍にする必要があると分かったら、頑張ってみようと思いませんか?

中期経営計画は、キャッシュを増やし長く続く強い会社にするための指標です。

キャッシュを増やすための最も有効な手段は、利益を増加させること。
利益を増加させるための最も有効な手段は、売上を増やすこと。
このため中期経営計画作成時には、売上に拘って作成していきます。
しかしこの売上にワクワクできないのであれば、原点であるキャッシュの増加をイメージすることにより、ワクワクする中期経営計画を作成できるようになると思います。

作った中期経営計画にワクワクできない方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

PROFILE

浅田 和利

浅田 和利

SMCグループ (株)会計ファクトリー 代表取締役 1968年大阪府生まれのB型 東京・千葉の会計事務所を経て、2008年SMCグループに入社。 先行経営(MAS監査)を通じてお客様の経営支援を行っている。

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