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中期経営計画は、計画通りでなくて良い

2020年02月09日

  • 経営

1.計画初年度に立てた目標を順番にクリアしていく?

1年間の計画を単年度経営計画というのに対し、5年間の計画を中期経営計画といいます。
5年後の目標を立てた後、1年目の計画、2年目の計画、3年目の計画・・・・と順番に計画をクリアしていき、当初計画した5年後の姿に近づいていく。
多くの方はこれが経営計画であると考えているようです。

上場企業などであれば、5年後の目標やビジョンを明確に示し、計画通りに進めていくことが株主への信頼につながり、重要なことであると考えます。このため下方修正は避けたいところです。

一方中小企業の場合、新商品開発・人材の採用・取引先の変動・社会情勢などにより、計画は大きく変わっていきます。また、1年後は計画できたとしても、5年を計画通りに進めていくことは実際には不可能で、良くも悪くも必ず修正が必要になります。
中期経営計画は、必ず達成しなければいけない計画ではなく現時点から見た「5年後の目標設定」であり、単年度経営計画が中小企業における唯一の計画であると思います。

2.中期経営計画は毎年作り続ける

中小企業の場合、まず「5年後の目標設定」を行い、その目標を達成するために翌期どのような動きをするべきかを具体的に考えて単年度計画を作成します。
さらにその翌年には、新たな5年後の目標を中期経営計画で作成します。前年に立てた中期計画と大きく変わってくることが多いのは、1年経過する中でその会社のステージが変わるからです。
つまり、中期経営計画は毎年作り続けることになるのです。

3.ワクワクする目標設定

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達成すべき数値目標ではないのであれば、「こうなると素晴らしい!」と心から思える目標にしましょう。ワクワクする目標なら、それに向かって毎日の経営にもやる気が出るのではないでしょうか。
実はこれが中小企業の最も成果のでる経営計画の作り方なのです。

4.中期経営計画の醍醐味

このやり方を実践された経営者がよく話されるのは、「ワクワクすることを主眼に作ったので、達成することはさすがに無理だと思っていた5年後の夢のような目標でしたが、5年経った今、5年前に作った計画を見ると、売上・利益ともに達成していることに気づき感動しました!」というお言葉です。
これが、中期経営計画の醍醐味です。

みなさんも毎年ワクワクする目標設定を行い、夢に近づいて頂きたいと心から思います。

PROFILE

浅田 和利

浅田 和利

SMCグループ (株)会計ファクトリー 代表取締役 1968年大阪府生まれのB型 東京・千葉の会計事務所を経て、2008年SMCグループに入社。 先行経営(MAS監査)を通じてお客様の経営支援を行っている。

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