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経営計画はどうせズレるから作っても意味がない?

2020年03月01日

  • 経営

経営計画はどうせズレるから作っても意味がない?

「過去何度も経営計画を作ってきた。しかし実際に動き始めると、すぐに計画とズレる。計画通りに進んだことなど一度もない。作っても無駄なので作るのをやめた。」
経営計画について話をしていると、このようにお話しされる経営者の方が非常に多いです。
本当にそうでしょうか。

実は計画はズレるから良いのです。なぜズレると良いのでしょう?
今回は単年度計画を作った際のズレについてお話しします。

スポーツジムを経営するA社の例

1年間で新しい店舗を3店オープンすることを目標に単年度経営計画を作成しました。
オープンに合わせて設備投資をし、スタッフを採用し、売上を拡大させる計画。
資金繰りも問題なく、ワクワクするような単年度経営計画ができました。

ところがオープン予定だったテナントを他の人に借りられてしまい、予定していた日にオープンできなくなったのです。いきなり計画とのズレです。
「計画を立てても思い通りにいかない。すぐにズレてしまう。やはり経営計画など意味がない。」
社長はこのように思ったようですが、ズレてしまうことは良くないのでしょうか。

実はズレたことが分かるのが経営計画の良さなのです。
「当期の初めに、3店舗のうち1店舗をオープンする」。この計画があったので、社長は計画とズレたことを認識できたのです。計画がなければ、「またそのうち良い物件が出てくる」と楽観的に考えたことでしょう。
しかし今回は計画がありズレを認識できたので、修正行動として1ヶ月以内に新たな物件を見つけることを決意し、具体的な行動を考え実行しました。結果、前よりも良い物件が見つかり、オープンは当初計画より2ヶ月後ろになってしまいましたが、なんとか計画に近い売上も確保することができたのです。

「計画を立て、ズレを認識してすぐに修正行動をとる

①計画もなく、行き当たりばったりで経営をしている場合
②計画とのズレを認識し、すぐに具体的な修正行動をとる経営をしている場合
どちらが良い結果を生むでしょう。答えは簡単ですね。

「計画を立て、ズレを認識してすぐに修正行動をとる」
これが計画経営の醍醐味なのです。
ズレたからあきらめるのではなく、それによって修正行動をとり続けられるのです。
経営支援をしていると、実はうまくいかなかった時の方が、「考えるチャンス」になっているのを感じます。そして考えて動いた人だけが、目標に近づいていくのです。

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PROFILE

浅田 和利

浅田 和利

SMCグループ (株)会計ファクトリー 代表取締役 1968年大阪府生まれのB型 東京・千葉の会計事務所を経て、2008年SMCグループに入社。 先行経営(MAS監査)を通じてお客様の経営支援を行っている。

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