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まったく成果がでない経営計画とは

2020年05月03日

  • 経営

中期経営計画、単年度経営計画の作成方法等、インターネットで検索すればいくらでもあります。
また書籍もたくさん出ていますので、経営計画を作成する敷居は低くなってきたと思います。
「ワクワクする目標設定である中期経営計画」「1年間の計画を具体的なアクションプランとともに作成する単年度経営計画」。この2つは経営を行う上で必ず必要なツールです。
これらがなければ、目標設定もせず、具体的な数値計画やアクションプランもなく、ただひたすら頑張るという、精神論の経営になってしまいます。

作っただけの経営計画

経営計画を作りさえすれば計画どおりに進むのでしょうか。
1日かけて中期経営計画や単年度経営計画を作成するセミナーは数多くあります。参加すると、1日でワクワクする経営計画が作成できます。実際に参加された方の満足度は非常に高く、計画を作っただけで、目標を達成できたかのような高揚感を味わうことができます。

しかし1日経つとどうでしょう。
日常業務が始まり目の前の仕事に追われると、ワクワクする目標設定や具体的な計画などすっかり忘れ、もとの経営にあっという間に戻ってしまいます。
これがよくある経営計画作成の実態です。作ってはみたが実際には効果がない。これが現実なのです。
では、どうすれば日々計画を意識し、計画とアクションプランに基づいた経営ができるのでしょう。

毎月のモニタリングの効用

そのカギとなるのが、毎月のモニタリングなのです。
作った計画と実績を毎月比較し、計画値と実績値のズレをチェックしていきます。計画より利益が少なかった原因は、売上が少なかったのか、経費が多かったのかなど毎月チェックするのです。早い段階でズレに気づき修正行動がとれますので、その修正行動は、最小限にとどめることができ、大きな効果が期待できます。

外部の客観的なチェックを取り入れたPDCAサイクル

さらに、経営者が自らチェックするだけでなく、このチェックを外部の人に委託するのです。
自分あるいは自社だけで行うと、どうしてもチェックが甘くなり、修正行動も先送りになってしまうものです。修正行動がとれたかどうかを外部の人に客観的にチェックしてもらい、ズレの修正行動を一緒に考えることで、確実なPDCAサイクルが完成します。
このチェックを毎月繰り返すことにより、初めて作成したワクワクする目標設定である中期経営計画や具体的な計画ある単年度経営計画の効果がでてきます。

外部の客観的なチェックを取り入れたPDCAを実践し、ワクワクする目標に少しずつ近づいていって下さい。

PROFILE

浅田 和利

浅田 和利

SMCグループ (株)会計ファクトリー 代表取締役 1968年大阪府生まれのB型 東京・千葉の会計事務所を経て、2008年SMCグループに入社。 先行経営(MAS監査)を通じてお客様の経営支援を行っている。

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