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将来出ていく資金、未来のための資金をストック

2019年12月08日

  • 経営

通帳の残高が増えていった経営者には、多くの共通点があります。それは利益だけでなくキャッシュを大切にするということ。
逆に、せっかく利益が出ているのに、いつも資金繰りに苦労している経営者もいます。

税金が払えなくて借入をする、機械を購入するときは必ず借入かリース、売上が増えてきて仕入代金が払えず借入をする・・・。

思い当たる経営者はいらっしゃいませんか?
こんな緊急の借入を回避するため、「将来出ていく資金をストックする」「未来のための資金をストックする」方法をお伝えしていきましょう。

将来出ていく資金をストックする

税金、保険、賞与等は、まとまったお金が出ていくことが予め分かっています。
特に売上が上がってくると、それに伴い消費税や法人税は大きな金額になっていきます。

このお金は最初から無いものとして、毎月別の通帳にストックするか定期積立にしておくのです。
積み立てる金額は、大よその納税額を税理士に聞いて決めます。

サラリーマンだって、所得税や住民税は毎月給料から引かれていますよ?会社が出来ないわけがありません。

中には、せっかく積み立てたお金までアテにして、運転資金に引き出してしまう方もいますが、それでは何も変わりません。なかったお金としてくださいね。

同様に、毎年発生する固定資産税等の税金や年払いの保険もストックしておくと、資金繰りに慌てることがなくなります。

未来のための資金をストックする


文字通り未来のためにお金を貯めておきます。しかも強制的に!

強制的に貯められる方法がありますので、お伝えしましょう。それは定期積金です。

2019年8月11日の記事「定期預金を増やすためには特別なノウハウが必要です」でもご紹介しましたが、残ったお金を定期預金にするのではなく、毎月決まった金額を定期積金にするのです。

しかも1年満期で。

例えば毎月10万円を積み立てると、1年後には120万円になりますね。これに30万円を足して150万円の定期預金にします。これを5年も続ければ、あっという間に750万円も貯まりますよ?
毎月10万円です、これなら出来そうですよね。

通帳残高が増えるさまざまな方法をお伝えしてきましたが、やはりどんどん貯まっていくのは「良い商品」「良いサービス」を適正な(きちんと利益をとれる)価格で提供し、その商品・サービスが拡大していった会社です。知らないうちに面白いほど貯まっていきます。

経営の基本である「社会のために貢献する」商品・サービスを提供することが、キャッシュが増える一番の方法なのでしょう。

PROFILE

菱刈 満里子

菱刈 満里子

大学卒業後、大手証券会社、文部科学省研究室秘書等を経験後SMC税理士法人に入社。 会計・税務業務に13年間携わった後、経営計画を中心とした未来経営に軸足を移す。 のべ150社以上の経営計画を作成、経営支援を行っている。

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