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通帳の残高が増えてくるときの条件とは

2019年11月03日

  • 経営

個人でも会社でもそうですが、通帳の残高が少なくなる時と、ゆとりが出てくる時があります。
通帳の残高が多いからといって、借入によって増えたものなのか、株式や保険積立金を売却して増えたものなのか、或いは収入(個人なら給与、会社なら事業売上)によって増えたものなのかで、大きく異なります。

今回はそうしたキャッシュフローについて見ていきましょう。

お恥ずかしい話になりますが、我が家の通帳残高が厳しかったのは、やはり収入が少なかったときと、収入以上に支出が多かったときでしょうか。

収入が少ないときは、少ない金額で生活をするマネジメントが必要です。なるべく無駄遣いをしないようにし、少ないながらも税金や車検のようにまとまった支出のために予め備えておく資金と、子供たちの将来のための資金を使わないようにしていました。

次に厳しかったのは、やはり子供が大学生の時です。学費の他に生活費として10万円単位で毎月出ていきます。収入があっても出ていくお金が大きければ、やはり通帳残高は豊かになりません。

子供たちが働くようになって、ようやくゆとりが出てきたように思います。それでも今後何が起きるか分かりませんので、キャッシュを大切にしております。老後2,000万円問題もありますしね・・・。

同じように会社経営でもキャッシュのマネジメントが必要です。いくら売上が上がっていても、借入返済が大きければキャッシュは貯まりません。或いは売上が伸びて通帳にキャッシュが貯まると、気が大きくなって使ってしまう経営者も多くいます。「毎月の引落額だけを残して残り全額を引き出す!」という資金管理をしている方もいました。これでは通帳の残高は増えないでしょう。

 ①「収入より支出を少なくする」
 ②「将来出ていく資金をストックする」
 ③「未来のための資金をストックする」

こうしたキャッシュのマネジメントをしている企業は、売上だけでなく現預金残高を常に把握しています。どうすればこのような管理が出来るのか、数字を使えばカンタンです。
(もちろん、利益を残すことが前提ですが・・・。)

いわゆる「資金繰り表」は、毎月の利益や減価償却費と借入返済等で資金残高を管理したものですが、意図して「収入より支出を少なくする」ことも出来ます。或いはこれ以上減らせる支出がないのであれば、収入を増やす道筋を考えることもできます。これが経営計画です。

経営計画は売上や利益だけでなく、キャッシュの目標まで立てると有効です。

「通帳残高が1,000万円になるまで頑張ろう!」という経営者は、キャッシュが貯まってきても無駄遣いをすることはありません。

次回のコラムで、①「収入より支出を少なくする」具体的な方法を見ていきましょう。

PROFILE

菱刈 満里子

菱刈 満里子

大学卒業後、大手証券会社、文部科学省研究室秘書等を経験後SMC税理士法人に入社。 会計・税務業務に13年間携わった後、経営計画を中心とした未来経営に軸足を移す。 のべ150社以上の経営計画を作成、経営支援を行っている。

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