平素は、私どもSMCグループの活動にご協力賜りまして誠にありがとうございます。
今月は「経営者の仕事」について考えてみたいと思います。
下記の「経営者の6つの仕事」は日本電産の永守社長の言葉です。

経営者の6つの仕事
1、経営方針をわかりやすく社員に伝える
2、社員の意識を変え、高めていく
3、中長期の経営計画を立てる
4、経営の最終判断を下す
5、経営資源の適材適所を考える
6、会社のイメージを上げる

1、経営方針をわかりやすく社員に伝える
中小企業でも経営理念・経営目標・経営方針が必要です。単に額に入れて壁にかけているだけでは、絵に描いた餅になってしまいます。経営理念などに経営者の息吹を入れて、社員に伝え理解させる必要があります。

2、社員の意識を変え、高めていく
社員の意識を変え高めていくためには、社員教育が欠かせません。ところが中小企業では社員を成長させることはなかなかできません。社員は自ら成長するもので、企業が意図して成長させることはなかなか難しいものです。しかし、企業で出来ることもあります。それは社員が成長する場を提供することです。研修を受けさせるとか、責任ある地位につけるなども、成長の場の提供となります。

3、中長期の経営計画を立てる
5年後・10年後の自社の将来を見通すことはとても難しいものです。しかし、一定の仮説を設けて自社の進むべき道を決め、自社の中長期経営計画を作る必要があります。この仮説が間違っていても良いのです。仮説通り進むことは稀で、間違っていたならば即座に軌道修正をします。この軌道修正によって、環境に臨機応変に適応することが出来ます。

4、経営の最終判断を下す
経営者の決断は必ず最終判断になります。人の採用、設備投資、銀行借入など、すべての意思決定が最終判断となり、一度判断してしまうと取り返しはできません。そこで、迅速で的確な判断をするために、経営者はあらゆる情報を可能な限り収集しておく必要があります。決断リスクを恐れるあまり、何も決断しないことが最もリスクを高めます。

5、経営資源の適材適所を考える
中小企業の経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報をどこへ配置するかによって、企業の業績が大きく変わります。いつ・どこに・何を投入するかは経営者の最重要判断です。この判断でミスをすると企業が倒産の危機に瀕することもあります。

6、会社のイメージを上げる
企業の社会貢献が必要とされる最近の経営環境の中では、中小企業といえども自社の企業イメージを上げる必要があります。人の採用、新規の取引、金融機関からの資金調達など、企業イメージで成果が大きく左右します。中小企業も利益のみを追求するのではなく、社会貢献にも力を入れてイメージを上げる必要があります。

如何でしょうか。あなたは上記の経営者の6つの仕事はやっていますか。この6つ以外の仕事は部下に権限委譲して任せていきましょう。