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銀行口座のお金がなくなっていく恐怖

2019年09月29日

  • 経営

キャッシュを増やすヒケツでは、会社の血液であるキャッシュに焦点を当てた経営コラムを提供しています。経営者は常に現在のキャッシュを把握しておかなくてはいけません。
ところがキャッシュを気にし始めるのは「銀行口座にお金がなくなってから」というケースが多いのではないでしょうか。

そしてお金がなくなっていく恐怖を味わっているのは、実は社長ではなく経理をしている奥様、という場合も多いのです。

銀行口座の残高を気にすることなく経営が出来れば安心です。ではそんな経営が出来るようになるためには、どうしたらよいのでしょう。
それは「キャッシュが残る道筋を立てる」ことです。

今、手元にキャッシュがなく、売上が減少して赤字が続いており、借入金の返済もある。この場合はどんな道筋になるのか、それは社長にも経営コンサルタントにも分かりません。それを考え抜くのが経営計画です。誤解しないでいただきたいのは、経営計画とは銀行に提出するための書類ではないのです。

先日、ある社長と一緒に8時間かけてキャッシュが残る道筋(経営計画)を立てました。
まさに手元にキャッシュがなく、売上が減少していて・・・・という会社です。決算書を見たときは途方に暮れました。

先ずは売上を伸ばし、経費を抑えた計画を立てる。結果を見るとまだ赤字。
原価を見直す。まだ赤字。値決めを検討する。まだ赤字・・・。

こんなことを繰り返しながら、ようやく返済可能な利益を出せる経営計画が出来上がりました。


これが「キャッシュが残る道筋」です。
しかし、当然のことながら、道筋が出来ただけでキャッシュが増えるはずはありません。
次はこれを達成していかなければ、何も変わることがないのです。

経営計画を立て終わった社長からは「リアルな数字が目の前の霧を一掃してくれた」という嬉しい感想を頂きました。霧が晴れたその先を一緒に前に進みたいと思っています。

銀行の残高がなくなっていくと、経営者は先ず銀行等から借入をします。そして銀行にお金が入ると安心してしまう人も多い。
しかし「銀行口座の残高を1,000万円まで増やそう!」「3,000万円まで増やそう!」という目標を持った社長は、この金額になるまでずっと無駄遣いをしません。

ここまでくれば、もう通帳残高を気にせず安心して経営をすることが出来るのです。
支援している会社の通帳残高が増えていくのが、私たちのなによりの喜びです。

PROFILE

菱刈 満里子

菱刈 満里子

大学卒業後、大手証券会社、文部科学省研究室秘書等を経験後SMC税理士法人に入社。 会計・税務業務に13年間携わった後、経営計画を中心とした未来経営に軸足を移す。 のべ150社以上の経営計画を作成、経営支援を行っている。

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