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ファクタリングのメリットとデメリット

2019年11月03日

  • 融資

売掛金をファクタリング会社に売却することで現金化できる「ファクタリング」という資金調達方法。
ファクタリングの種類や手数料についてお伝えしてきましたが、その他の情報もお伝えしましょう。

クラウド会計の運営会社も参入

最近では、会計ソフトとファクタリング会社が提供し、買取可能な請求書を提示するサービスも登場しています。例えば、クラウド会計でおなじみのfreee株式会社の100%出資子会社である freee finance lab株式会社の提供する『請求書ファイナンス』では、会計freeeに登録されたデータをもとに、買取可能性の高い売掛債権を自動試算、提示します。

オンライン完結ならではの低コストも実現し、、買取手数料は2〜9%と2社間ファクタリングの中では低めです。申し込みから24時間以内に審査され、最短で即日入金される点も魅力です。

参考:https://www.freee.co.jp/finance/invoice-finance/

また、MFクラウド会計の株式会社マネーフォワードは、100%出資の子会社であるMF KESSAI株式会社がクラウド型企業間決済サービスを行っており、ファクタリングも行っています。売掛金を最短2営業日後、手数料は1.0%~の最安水準で資金化となっています。

参考:https://mfkessai.co.jp/lp/factoring/#top

保証型のファクタリングもあります

2社間、3社間ファクタリングは、売掛債務をファクタリング会社が買い取ります(買取ファクタリング)。
これに対して、信用力について不安がある会社との取引などで、売掛債権の貸し倒れのリスクを回避するためのサービスがあります。これを保証ファクタリングといいます。

万一、取引先の倒産などで売掛金が回収できなくなった場合には、保証会社が保証金を支払ってくれる仕組みです。サービス提供会社が取引先を信用調査して保証の枠を決め、その枠内の金額であれば、売掛債権の保証をしてくれます。
この保証型で注意して欲しいことは、売掛債権の現金化が遅くなる場合があることです。

実際には、売掛先の倒産が発生して初めて現金を受け取ることになるので、ファクタリング会社が売掛金の回収が不能であると判断しないかぎり、保証金を受け取ることができないというわけです。保証型のサービスでは、支払遅延で保証金が受け取れるものもありますので、ファクタリング会社をよく比べておきましょう。

融資とファクタリングの違い


融資は融資を受ける企業の信用力が重要です。業績や借入れ状況等など、記入機関が細かく調査し融資が実行されるため、融資を受けるまでに時間がかかります。そして融資を受けた後、借金を返済していくことになります。
これに対してファクタリングの場合は売掛先の信用力が重要です。売掛金を売却するので借金にはなりません。

また、融資と違って担保や保証人は要りません。
なおファクタリングのデメリットとしては、手数料がかかること、債権譲渡登記が必要になり費用がかさむということです。資金調達の面では売掛債権の範囲でしか資金を調達できません。

ファクタリングの利用は必要なときだけにしておきましょう

ファクタリングは売掛金の早期現金化が可能な資金調達方法ですが、その反面、手数料等が高めに設定されています。そのためファクタリングの利用は必要なときだけに限定することをおススメします。

ファクタリングは便利な資金調達方法ですが、メリットとデメリットを理解して、上手に利用していきたいものです。

PROFILE

舩田 卓

舩田 卓

1972年愛媛県生まれのA型。 愛媛県立松山商業高校卒業後、東京IT会計専門学校に進学。 在学中に税理士試験を全国最年少20歳で合格。 そのまま専門学校の専任講師となり、税理士試験の受験指導を担当。 22年間務めた講師の道から飛び出しSMC税理士法人に入社。

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