資金調達の一つとして、補助金を活用したいと考える中小企業の経営者の方は多いと思います。

しかしながら、使えそうな補助金は競争率が高く、採択されにくくなってきている傾向があります。

補助金は申請すれば100%交付される、というわけではありません。
事前の審査があり、その審査に合格する、つまり採択されないと補助金は交付されません。

補助金を申請してもなかなか採択されないという方、これから補助金を申請するという方に採択率を上げるために
ぜひチェックしてほしい項目があります。

公募要領を読んでいない

補助金は、必ず公募要領が公表されます。
公募要領には申請内容で絶対に理解の上作成しなければならない、制度の目的や趣旨が書かれています。

また採点基準も公開されています。
この公募要領を良く読んで理解した上で申請書を作成しましょう。

申請書はわかりやすく書く

申請する事業の内容を説明する為につい専門用語や業界用語をそのまま書いてしまいがちです。
しかし審査員は必ずしもその分野に詳しい専門家とは限りません。

専門家でなくても、伝わりやすい内容で申請書を完成させる必要があります。
どうしても専門用語や業界用語を使用しなければいけない場合は注釈をつけたり、別紙に図で説明するなど工夫をしましょう。

申請内容を理解できなければ採択される可能性も低くなってしまいます。

テンプレートはそのまま使用しない

ネット上で入手できる(あるいは売っている)申請書テンプレートを“穴埋め”して書くのは避けた方がよいでしょう。
審査時にテンプレートを使用したことを見抜かれてしまうこともあります。
補助金によっては、類似体裁(内容)は不採択と明言しているものもあります。

ご自身の取り組む事業を見つめなおす意味でも、テンプレートに頼らずご自身で作成するのがよいでしょう。

文章が独りよがり

補助金の申請書でありがちなのが、独りよがりな内容です。
経営者が熱い思いを文章に込めても、一定の判断基準に沿って冷静に淡々と審査を進めいていきます。
また、基本的な書き方にも注意しましょう。

・5W1Hで書く
・一文が長い、句読点が多すぎる(あるいは少なすぎる)
・キーワードを詰め込めばよいと思っている。

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提出方法が間違っている

公募要領には提出の仕方や提出書類のファイリング方法などが書かれています。
これがわりと細かく分かりにくい内容になっています。
ファイリング方法が間違っているとそもそも審査すらしてもらえません。

しっかりと公募要領を確認して正しい方法で申請書の提出をすることが必須です。

まとめ

補助金申請で気をつけるべきことをご紹介しました。
補助金は通年で利用できる助成金と違い、年に何回かの公募期間しか挑戦できません。
ご紹介した内容は一見当たり前のように思えますが、実を言うと多くの方ができていないのが実態です。

ですから当たり前のことに注意して申請書を作成するだけで採択される確率は格段に高くなるでしょう。

数少ないチャンスを逃さないためにも最低限の失敗要因を知った上で申請をしましょう。

投稿者プロフィール

升田 覚
升田 覚
1978年愛知県犬山市生まれのA型
大学卒業後、金融機関、製造メーカーなどの勤務経験と自らの起業と廃業経験を持つ。
様々な経験を経て、SMC総研に入社。
現在、東洋大学大学院経営学研究科に在学中。
経営計画の作成から実行支援など、中小企業の経営支援を行っている。