銀行以外からの資金調達方法についてシリーズでお話ししております。
今回はノンバンク、ファクタリング、リース、ビジネスローン、不動産担保ローンについて見ていきましょう。

ノンバンクからの資金借入

ノンバンクとは、「銀行以外の業務」を行う金融会社のことで、具体的には消費者金融やファクタリング業者、リース会社などを指します。

ノンバンクは銀行から低い金利でお金を借りて、それよりも高い金利で貸し出し、その差額を利益としています。
また、社債を売り出して資金を集めるタイプのノンバンクもあります。
また、金融機関より審査が早いため、早期に資金調達したい場合に利用されたりします。

メリット
a 審査が早い
b 担保&保証人不要のケースが多い

デメリット
金利は銀行よりも高くなります。
現在は100万円以上の借り入れの場合は、年率15.0%以内までと決められています。
ただし銀行に比べると高い水準ですので、長期にわたる借り入れは慎重に計画する必要があります。

できる限りノンバンクに頼らない経営を目指すようにした方が良いでしょう。

ファクタリング

ファクタリングとは、会社の売掛金などの債権をファクタリング会社に買い取ってもらうものです。
そのため、売掛金を早期に現金化することができます。
ただし、ファクタリング会社に手数料を支払うことが必要です。

売掛債権の手数料(掛目)は2%〜25%程度でファクタリング業者によって異なりますが、やはり銀行融資と比較すると割高です。

リース会社(リースバック契約)

不動産、車輌等会社が所有している固定資産を売却することにより資金調達を行い、売却した資産をリース資産としてリース契約を結び、リース料を支払って継続して利用することが出来ます。

ビジネスローン

無担保、保証人なしで利用でき、審査も甘い事業資金専用のローンです。しかし、その分高い金利が設定されています

手形の割引


支払いまでの期間が売掛金よりも長くなかなか資金化できない手形を、銀行やノンバンクに売却することで、早期の資金調達が可能になります。ただし、ファクタリングと違い、手形割引を行った手形が不渡り(振り出した企業が倒産)した場合には買い戻す義務が発生します。買い戻しの義務があるため、手形割引は融資の一種として分類されます。
  

不動産担保ローン

不動産担保ローンは、不動産を担保としたローンです。
不動産を担保とした分、金利が安くなっています。銀行が行うものとノンバンクが行うものがあります。
返済できなければ担保である不動産は競売で売却されます。

一時的な資金繰りが改善されるという点では、ノンバンクを利用することがあるかもしれません。

しかし、銀行からの融資が受けられずノンバンクを利用している会社と取引をしたいとは思えません。
ノンバンクを利用する前に、一度専門家に相談してみましょう。

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