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コロナ不況から家族と経営を守るためには

2020年09月13日

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私が弁護士になった平成14年当時は、日本の自殺者数が3万人を超えていました。

平成10年から平成23年まで、日本では自殺者が毎年3万人を超えていました。
その13年間に自殺で亡くなった方が40万人以上もいるのです。
40万人と言われても多いのか少ないのかピンときませんが、私の出身地の豊中市の人口は約40万人ですので、13年間で豊中市のすべての人がいなくなるのと同じだと思ったときに、背筋が寒くなりました。

大変な数の人が自殺で亡くなっていた時代です。

自殺の原因の第1位は病気、第2位は経営不振や経済的困窮と言われています。

当時は整理回収機構が設立され、銀行の不良債権の処理が急ピッチで行われていたため、法人破産件数も多く、年間2万件弱の会社が破産申し立てをされていました。令和元年の倒産件数が年間8000件程度と言われていますので、その頃の倒産件数がいかに多かったかが分かります。

そんな時代に弁護士になりましたから、私の当時の仕事の多くは破産申立事件でした。

新人弁護士時代は、同期の弁護士とお互いの事務所での取り扱い案件の内容について情報交換することがよくありました。
私の仕事の多くが破産事件であることを言うと、決まって「お前はサンドイッチ弁護士やな。」とよく言われていました。
「サンドイッチ弁護士」とは、破産で食べている、挟んで食べている、はさんで食べている、という意味です。

破産という後ろ向きで暗い仕事ばかりしているという、馬鹿にしたような呼び方だと感じました。
ただ、破産事件から多くのことを学び、自分の目指すべき弁護士像を模索するきっかけとなったので、今となってはサンドイッチ弁護士という呼ばれ方は大変気に入っています(笑)。

サンドイッチ弁護士時代、破産の相談に来る経営者の多くが鬱っぽいと感じました。
鬱は自殺する病気であることも知りました。

自殺の第1の原因は病気で、第2位が経営不振等の経済的困窮と言いましたが、経済的困窮によるストレスが鬱などの精神疾患に罹患する切っ掛けになりますから、病気と経済的不振は一体だと思っています。

破産に至る過程で多くのストレス下に長期間さらされることで鬱となり、自殺の危険性が高まるということも感じました。

精神疾患の初期の段階では、多くの方に一定の兆候が現れます。
それは不眠です。

不眠の症状が持続すると鬱などの精神疾患に罹患する可能性が高まりますので、今でも破産事件の相談時には必ず「よく眠れていますか?」と質問するようにしています。

PROFILE

白木智巳

ロータックス法律会計事務所 代表弁護士 昭和45年12月生まれ(いて座のA型)•大阪府豊中市出身 平成元年 • 大阪府立豊中高校卒業(豊陵会41期) 平成6年 • 同志社大学経済学部卒業 平成14年 • 弁護士登録(大阪弁護士会)(修習期55期) 平成19年 • 中国留学(上海復旦大学)・上海協力法律事務所で執務(現日本法顧問) 平成22年 • 白木法律事務所開設 • 桃山学院大学大学院 経営学研究科 講師(平成27年まで) • 独立行政法人 中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー就任 • 大阪商工会議所 国際部 中国ビジネス支援室 外部相談員 • 京都企業支援ネットワーク 中国法分野相談担当 平成24年 • 近畿税理士会へ税理士登録 • 白木法律会計事務所に名称変更 平成28年 • ロータックス法律会計事務所へ名称変更

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