会社の資金調達というと、金融機関からの借入れが一般的です。

金融機関も銀行や信用金庫などいろいろありますので、一体どこから借り入れを行なうのが良いのかと悩まされている経営者の方も多いのではないでしょうか。

創業数十年という企業であれば、メインバンクはもちろんのこと、複数の金融機関ともお付き合いがあり、資金に困ったら取引がある金融機関から選ぶことも可能でしょう。

しかし、創業間もない企業だとなかなかそのようにはいかないことのほうが多いようです。

そこで、今回は金融機関の選び方を説明していきます。

銀行はメガバンクと地方銀行に分かれます。
また、信用金庫は銀行と仕組みが異なります。
それぞれの特徴は以下のとおりです。

①メガバンク(都市銀行)

都市銀行とは、東京や大阪などの大都市に本店を置き、全国に支店を展開している銀行をいいます。
現在はみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行の4行だけを指します。
このうち、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行が三大メガバンクと呼ばれています。

メガバンクとは、巨大な資産や収益規模を持つ銀行とそのグループを指し、その名の通り巨大銀行のことをいいます。
日本では、大手都市銀行同士の合併やグループ化により相次いでメガバンクが誕生しました。
金利が安く、資金も豊富なため、巨額な資金融資に強いのが特徴です。

②地方銀行

地方銀行とは、一般社団法人全国地方銀行協会の会員である銀行をいいます。
一般社団法人全国地方銀行協会の会員となっている地方銀行は64行。
各都道府県に本店を有しており、1県に1行又は2行がほとんどですが、福岡県や静岡県のようにそれ以上の本店を有する県もあります。

地域金融の担い手として、地元に張り巡らした稠密な店舗・ATM網等を通じて、個人や中堅・中小企業の多様なニーズに応える金融サービスを提供しています。

また、地域産業の競争力強化や新たな挑戦等をサポートし、地域経済の活性化に貢献しています。

➂信用金庫

信用金庫は、地域の個人や中堅・中小企業が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関をいい、株式会社である銀行と異なります。

主な取引先は中小企業や個人です。利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。

さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、預かった資金はその地域の発展に生かされている点も、銀行と大きく異なります。

つまり、大企業や営業地域外の企業・個人には融資ができないという制限があります。

投稿者プロフィール

舩田 卓
舩田 卓
1972年愛媛県生まれのA型。
愛媛県立松山商業高校卒業後、東京IT会計専門学校に進学。
在学中に税理士試験を全国最年少20歳で合格。
そのまま専門学校の専任講師となり、税理士試験の受験指導を担当。
22年間務めた講師の道から飛び出しSMC税理士法人に入社。