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税理士・会計事務所こそ企業型DCを|士業事務所が自ら導入すべき理由と採用力への効果

投稿日:2026年07月24日

更新日:2026年07月24日

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この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

税理士・会計事務所は、顧問先に企業型DCの導入を提案する立場にありながら、自らの事務所には導入していないというケースが少なくありません。有資格者・実務経験者の採用競争が年々激しくなる中、士業事務所自身の福利厚生をどう強化するかは経営課題の一つです。本記事では、士業事務所が自ら企業型DCを導入するメリットと実務上のポイントを解説します。

結論:採用競争力の強化と所長・パートナーの節税を両立できる

税理士・会計事務所などの士業事務所は、有資格者や実務経験者の採用競争が激しい業界です。企業型DCを自ら導入することで、求人票でアピールできる福利厚生を整備しつつ、所長・パートナー(役員)にとっては掛金の損金算入による節税メリットも得られます。顧問先へのDC提案業務を行っている事務所であれば、自らの導入経験を提案の説得材料にもできます。

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士業事務所の採用競争の実態

税理士・会計事務所では、資格保有者や実務経験のあるスタッフの採用が年々難しくなっています。給与水準だけで差別化を図ることが難しい中、福利厚生の充実度が採用の決め手になるケースも増えています。

企業型DC導入による採用訴求ポイント

企業型DCは、従業員自身が運用商品を選び資産形成を行う制度であるため、金融・税務に関心の高い人材が集まりやすい士業事務所とは相性が良い制度です。求人票や採用面接の場で「企業型確定拠出年金制度あり」と伝えることは、他の事務所との差別化材料になります。

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所長・パートナー(役員)の節税メリット

士業法人の場合、所長・パートナーも役員として企業型DCに加入できる場合があります。役員報酬の一部を企業型DCの掛金に振り替える設計(選択制DC等)を採用することで、所長・パートナー個人の手取り最大化と法人の損金算入を同時に図ることも可能です。具体的な設計は事務所の組織形態によって異なるため、個別に検討する必要があります。

士業事務所特有の雇用形態への対応

士業事務所には、有資格者、実務経験者、パート事務員、業務委託の専門家など、多様な雇用形態が混在します。企業型DCの加入資格をどう設計するかは、他業種と同様に労使合意のもとで検討する必要があり、パート事務員を加入対象に含めるかどうかも論点になります。

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顧問先への提案業務とのシナジー

企業型DCの導入・運用を提案する業務を行っている税理士法人・会計事務所にとって、自らの事務所で導入した経験は、顧問先への提案の際の具体的な説得材料になります。実際の手続きの流れや注意点を自事務所の経験として語れることは、提案の信頼性を高める効果も期待できます。

SMC税理士法人からのアドバイス

私たち自身も企業型DCの導入支援を行う立場として、自らの組織における福利厚生の充実は、採用力強化の観点からも重要なテーマだと考えています。士業事務所は忙しさのあまり自らの制度整備が後回しになりがちですが、有資格者の採用が難しくなっている今こそ、検討する価値があるテーマです。

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まとめ

  1. 士業事務所は有資格者・実務経験者の採用競争が激しく、福利厚生の充実が差別化材料になります。
  2. 企業型DCは金融・税務に関心の高い人材が集まりやすい士業事務所と相性の良い制度です。
  3. 所長・パートナーの役員報酬設計次第で、節税メリットも得られる場合があります。
  4. パート事務員や業務委託者を含む多様な雇用形態への加入資格設計が必要です。
  5. 自事務所での導入経験は、顧問先への提案の説得材料としても活用できます。

出典・参考法令

SMC税理士法人では、金融機関OBや税理士をはじめ経験豊富なプロが御社の円滑な確定拠出年金導入をサポートいたします。お電話やお問い合わせフォームから相談可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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よくあるご質問

理士法人・会計事務所も企業型DCを導入できますか?

可能です。法人形態であれば、他の業種と同様に企業型DCを導入できます。

所長・パートナーも加入対象にできますか?

組織形態や役員としての位置づけによりますが、加入対象にできる場合があります。個別の確認が必要です。

パート事務員も加入対象にする必要がありますか?

必須ではありませんが、加入資格の設定は合理的なものである必要があります。

顧問先への提案業務を行う事務所が自ら導入するメリットは何ですか?

実際の導入経験を提案の説得材料として活用できる点が挙げられます。

導入にあたりどのような準備が必要ですか?

労使合意、規約の作成・届出、運営管理機関の選定などの手続きが必要です。

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このコラムの著者 : 宍戸沙綾

株式会社SMC総研:株式会社日本企業型確定拠出年金センター 企業型DC導入支援グループ
AFP(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)/DCプランナー2級 
前職で税理士法人グループの保険代理店に所属し、税務の観点から企業にとっての最適な金融商品の提案を実施。その経験を活かし、現在は企業型確定拠出年金の導入を多数支援。提携先の税理士事務所や大手保険会社との共催セミナーの主催や社内勉強会を実施。経営者の想いに寄り添い、「経営者と従業員の資産最大化」をサポートしている。

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